- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041800065
感想・レビュー・書評
-
はじまりがとてもすき。
恋は海の底。
青い、かなしい、嬉しい。
恋と家族の話。
嵐が小学生の頃に書いた話、覚えてた!
ばななさんを読むと、あの頃に戻る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
非常に良かった!とても静かな文章なのだけど、運命が動く瞬間?がズバっと切り取られてる感じ。
素敵なことばがあったので引用する。「人を好きになることは本当にかなしい。その他の色んなかなしいことまで知ってしまう。果てがない。(そばに)いても淋しい、いなくてももっと淋しい。」 -
生と死
男と女
透明で美しすぎる〜
理想で素敵な恋愛を、求めちゃうな -
20年くらい前の話だけど、新鮮に感じた。あまりこういうとのを読んでこなかったからだろうけど。
言葉の選び方とか、繊細なのに鋭利。 -
20151107
-
どんな本でも、出会うタイミング、読むタイミングにより、受ける衝撃、感想が違ってくる。
1度目に読んだときは、幼すぎて、想像力が足りなかった。2度目は、このみずみずしく繊細な感性に感じ入るには、大人すぎた。
吉本ばななの代表作、息子は読んだ本の中で2番目に好きという(ちなみに1番も吉本ばなな)。勧められて読み返し、読む時期が違えば…と残念に思う。 -
人をすきになるとばななさんの文章が読みたくなる。
えも言われぬ感情を、ことばという枠に上手に当てはめてくれるから。
言語化すると、きもちがすとんと軽くなる。
若気の至りと言われているけど、私はこの勢いのあることばの選び方が結構すき。
それにしても、人魚。名付けという概念を覆しすぎでしょ。濁音はできるだけ避けたい。などと思う。
ーーーーーーーーーー
かけ値なしの、そんな感情を私は他人に対して初めて抱いた。何のフィルターも、余分な気持ちのごちゃごちゃもない、まっさらの感情。
嵐といると、私は自分が生物だと、思えた。そんなことを今までの人生で実感したことはない。私はこの気持ちを見極めたい、と思った。じっくりと見極めたいと。 -
父に新潮版を盗られたので購入。
何度も何度も読み返している。
私の死生観は、ばななさんの作品に多大な影響を受けていると思う。 -
どちらもどこか悲しいけどやさしい。