ジャンゴ (角川文庫 は 16-6)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041898079

感想・レビュー・書評

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  • えぐくて、残酷な物語です。暴力と性の描写がかなりきつい。

  • ジャンゴと聞けばマカロニ・ウェスタン。しかしここでは有名なギタリストの名前。作品は猥雑でしつこくて、支離滅裂な内容。登場人物もみんな、自己主張ばかりでうるさく、考えも行動も統一性がない。スポーツ新聞の連載レベルですね~、なんで花村さんはこんな小説を書いたのだろう?エンターティメントで実験して、見事に失敗作ってとこかな。

  • 花村萬月という作家さんの名前だけは知っていて、実際に読んだことはほとんどなかったので読んでみた。



    うーん。



    まず、ノーマルな女子には勧め辛いことがわかった。
    あと、この人がなにやら巨大なマグマのような勢いを持っていることも。
    濃厚で濃密で息苦しいような圧力。


    でも、できたら再生の方向に向いてほしかった物語。
    堕ちるだけ、壊すだけ、怨むだけ、奪うだけの破壊の結末には、ちょっとがっかり。


  • こんなこと言ったら失礼だけれど、

    馳先生みたい。

    たぶん花村先生が先で、馳先生が後なんだうけど。

    物語としては、思ったほど美しくも官能的でもなく、狂気もない。

    初期の作品なのか?

    冷たさの残る狂気がない。

    どこか安く感じてしまった。

  • ブルースよりもかなりさらにキッツイお話。これまた暗く汚いんだ

著者プロフィール

1955年東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『ブルース』『笑う山崎』『二進法の犬』「武蔵」シリーズ、『浄夜』『ワルツ』『裂』『弾正星』『信長私記』『太閤私記』『対になる人』など。

「2021年 『夜半獣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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