ホラーコミック傑作選 (第1集) HOLY (角川ホラー文庫)
- KADOKAWA (1993年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041924013
感想・レビュー・書評
-
久々に読んだけど、濃ゆかったです。
なかでも美内すずえの『白い影法師』の「そうだ、心霊写真!心霊写真を撮るのよ!」は声に出したい日本語。いつの日か使いたいものです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全然怖くなくて、気が抜けた
でも、萩尾望都さんの「かわいそうなママ」
何度も読んでるけど、読むたびに考える
……ほんとにね、どうすれば幸福になったんだか……
望都せんせいは本当にこういうのが鋭いなぁ……
. -
今夜は重いモノ避けたかったので、久々のコミック。
文庫版コミックの漢字が読みにくい年齢になってきたかな(苦笑)。
初版は20年以上前。初出は1969~1989年であるが古臭さはほとんど感じない。
今回のお気に入りは、日野日出志「はつかねずみ」、花輪和一「怨焔」、次点が諸星大二郎「小人怪」、大御所手塚治虫「バイパスの夜」って感じかな……?!なお、丸尾末広「電気蟻」は単行本『新ナショナルキッド』収録で何度も読んでいるので、対象外としました。
他の作家陣も豪華だし、一括りで「ホラー」と言っても方向性は様々。個人的には一作を除いて、全て及第点超え。
今回、BOOK・OFFの¥108コーナー、10%引きで入手。こういう拾いモノは嬉しい。 -
どれも怖い。
鼠が何よりも嫌いな私ははつかねずみが怖くて気持ち悪かった。絵の感じも嫌悪感を増幅してる気が…。
怨焔は、女の妬みや憎しみほど恐ろしいものはないと感じる。死ぬまで、ではなく「死んでも」祟ってやるという情念がすごい。
かわいそうなママは怖いというより哀しい。子供なのにそんなに大人の感情を読み取らなくても、と。子供がいたらまた違う感想を持つのかもしれないが。 -
「HOLY」
日野日出志は怖すぎる。
吐き気がする。 -
<収録作品><br>
手塚治虫「バイパスの夜」、美内すずえ「白い影法師」、諸星大二郎「小人怪」、日野日出志「はつかねずみ」、丸尾末広「電気蟻」、内田春菊「雨の日は嫌い」、花輪和一「怨焰」、永井豪「霧の扉」、萩尾望都「かわいそうなママ」 -
手塚治/美内すずえ/諸星大二郎/日野日出志/丸尾末広/内田春菊/花輪和一/永井豪/萩尾望都