- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041930014
感想・レビュー・書評
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母に勧められた本
オカルト嫌いの私と オカルト好きな母。
気乗りしないものの、小池真理子の存在を教えてくれた実績とP200弱となる薄めな作品という事でドキドキしながら読み始めた。
不気味な郵便配達員 宛名無しの純白の封筒に入った「ヒトゴロシ」の手紙、過去にまつわる配達物、過去の仲間の次々の死、その過去を頑なに隠したい主人公。面白いじゃないですか....。
とまぁグングンと読み進め、就寝前に読み始めたこともあり気づけば時刻は深夜帯。結果から伝えますと完全に後悔。深夜のおトイレがこんなに長く遠く感じるとは...。小口の色で察する事が出来る、次のページが挿絵の度にビクつきながらページを捲っていた。
「世にも奇妙〜」なオカルトだった。
理論的はいけないとわかっているのだが、言わせて欲しい。いきなり依頼人ガン無視で求人募集をかける郵便屋はルール違反だ!!!! -
内容は陰湿だけとサクッと読めるホラー。B級感漂う90分くらいの映画のようないい意味で楽しめた。じっくり読む系の本の合間に読むのにちょうどいいです。
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1994年第1回日本ホラー小説大賞佳作作品。
日常生活において、自分の知られたくない過去が暴かれようとしたとき人間はどうするのか。徐々に追い詰められていく主人公の心の葛藤と行動が実写的に伝わってくる作品。設定は少し古いが、映像化したら面白いだろうなと思う。実家にあったので、何の気もなく読んでみたが、意外と面白く引き込まれてしまった。 -
角川ホラーの一冊目の思い出。
ブック○フで購入した書籍。
いじめ問題に対する、いじめられた側は忘れないんですよ?的な語りで主人公を追い込んでいく怪奇的な存在。
七人みさきのような終わらない恐怖を感じてしまう。 -
内容(「BOOK」データベースより)
結婚をひかえ、平凡な幸福を満喫していた萩尾和人の前に、ある日突然現れた不吉な影―今日もまたあの郵便屋が、忘れていた忌しい過去を配達にやってくる。住所も宛名もない不気味な封筒を、古ぼけた配達鞄にしのばせて…。日常を蝕む超自然的な恐怖を丹念に描き切った、正統派ホラーの力作。第1回日本ホラー小説大賞佳作作品。 -
主人公が周りから孤立していく様は、とてもわかりやすかった。最後が気に入らない。あれだけのことをされたのに、いじめられっこは許しちゃうの?いじめのリーダーとかだから、最後まで主人公をとっておいたんじゃないの?郵便屋に格上げとか許せないけどな。
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ある日突然、ひとごろしと書かれた手紙が届く。それが毎日届くようになり、過去に自分が関わった同級生いじめと関係する物が届いたりして、次第に追い詰められていく、という話。
全体的には怖くて不思議な話という感じ。話のキーになるのは手紙を届ける郵便屋なのだが、イマイチ存在感が薄い。 -
復讐される主人公の話。想像のつく安易な結末じゃなかったのでそこだけは評価。ホラー度低め。
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因果応報。
しかし婚約者が可哀想。こういう奴と付き合ったのが運の尽きという事か…。
不気味さは感じるけど、怖がりな人でも読めるホラーだと思う。
郵便屋よりいじめの描写の方がゾッとした。 -
「手紙が悪いのか郵便屋が悪いのか」
郵便屋が手紙を運んでくる。
でも、その手紙がおかしい。
ひ と ご ろ し
と書かれた手紙が運ばれる。
そして、主人公がとった行動とは。
不幸の手紙って流行ってけど、
最近ではチェーンメール。
人の悪意は減らない。 -
不思議な郵便屋が手紙を配達してくる。
手紙には新聞の切り抜き文字で一言ある言葉が・・・。
私はこの主人公が、とにかく気に入らない。
なので、手緩いぞ郵便屋!もっと主人公を苦しめてしまえ〜!と
郵便屋を応援してました(笑)
ダメダメあれでは主人公を脅かす恐怖が足りない。中途半端。
勿論ラストも納得いかない。 -
何回目かの日本ホラー小説大賞佳作作品。<br>
個人的には好きな話じゃないし、展開もラストも今いち。<br>
でもアマチュアだからね。と思って許す(何様か)。
お母様にお勧めされた本、面白そうですね!
我が家では、読書好きは自分1人だけで、本は沢山買ってもらえましたが、両親からも兄弟...
お母様にお勧めされた本、面白そうですね!
我が家では、読書好きは自分1人だけで、本は沢山買ってもらえましたが、両親からも兄弟からも本を勧められる事なく大人になったので、凄く羨ましいです。
こんばんは^ ^ ...♪*゚
そうなのですね、子供の頃から読書好きだなんて知的で素敵(消して韻を踏んでいる訳では...←)です...
こんばんは^ ^ ...♪*゚
そうなのですね、子供の頃から読書好きだなんて知的で素敵(消して韻を踏んでいる訳では...←)です⸜( ´ ꒳ ` )⸝
確かに母のお勧めしてくれる本は一昔前のものになるので視野が広がった気がします。
そんな本に興味を示してくださった事大変嬉しく思います//