オレンジデイズ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 757
感想 : 110
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041966235

感想・レビュー・書評

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  • 資料ID:92111928
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  • ドラマで有名な話。
    高校くらいの時の朝読書みたいな時間のために買いました。
    とにかく知ってる話から読もうと思って(笑)
    ドラマと大差ないです。小説でも楽しめます。
    ただドラマを見たからこそってところもあります。
    いろいろ思い出しながら見るのが楽しいです。

  • 1日で読了。勢いを止められなかった。

    大学生って、二十二歳って不思議な力がある。勢いで、何でも成し遂げてしまいそうな、そんな力がある。二十三を超えると、どうしても「そうそう簡単に行くわけない」「大人なんだからそんな馬鹿げたことできない」なんて、自制が働くんですよね。オレンジの会のみんなには、今の勢いのまま、突き進んで欲しい。

    あと、ドラマのノベライズ化ということで、場面がコロコロ変わるのに説明が全くないってのが少し読みづらかったかな、と思う。けど、その反面で、テンポ感と引力はハンパない。

    やっぱり北川さんは凄かったの一言に尽きます。

  • オレンジの会のメンバーが、未来への誓いを、手話で約束し合うシーンが好き。優しさに溢れている。

  • 柑橘系は、ときにやさしく、ときに辛く、ときにすっぱく、甘く。

    学生なら読んでおいて損はないかなと。

    大学2年生で読んだとき、辛くすっぱく感じた。

    いま、4年の終わり、どうしてこんなに心温まるのだろうか。


    何年後かに読みなおそう。きっと違う感想を抱くことができるのではないかな。

  • 「好きとかそういう言葉は香水みたいにひと吹きでぱぁっていい匂いするけど、その言葉にのっかってる、その人の重み、みたいの見極めないとダメだよ。」
    まっすぐな、悪く言えばありがちな恋愛小説。でも大学生のうちによめて良かったなと思った。どんなに遊んだってどんなに充実し日々を送ったって「あの頃…」て懐かしんだり後悔したりすると思う。だけどとにかく自分の気持ちに正直になろうとおもった。

  • 非常にわかりやすい恋愛小説でした。
    ドラマをもとに小説化したからだと思いますが・・・。

    でも、わかりやすいぶんダイレクトに心に訴えかけてくるのが、よい点であるかもしれません。

    大学4年生の将来や恋に悩む男女を描いている作品なので、学生である僕自身も共感できる部分が多かったです。

    色々ある中で特に印象に残っているところを紹介すると、232ページの『携帯メールのおしゃべりは、フツーのおしゃべりと違って、相手の言葉が返るまでを待つ時間が、もどかしく、せつなく、ああ、もうこれで返らないのかな、なんて思うと、長いのが来たりして、そういうの時は、なんでもない言葉が、とても愛しい―。』
    というところですね。

    高校のとき、僕は定期テストの範囲を知っているくせに好きな子とメールしたいがゆえに、『テスト範囲ってどこからやっけ??』なんてメールを送ったことをココを読んで思い出しました。

    今思うと、この上なく愚かとしか言いようがありませんが、メールの魔力ってそんなところにあるのかもしれませんね 笑

    そんなことを思い出しながら、青春をとことん謳歌してやろうという気分にさせてくれる一冊でした。

  • つまらなかった。捨ててしまった。

  • ふと目について読み返してみた。前に読んだのは中学生のとき。

    まぁ、ノベライズやし、浅いヽ(´ー`)ノ
    ずっと同じような出来事がくるくる回ってるような

    まったく、ノベライズ版なんて読むもんでないわ
    ドラマが見るもんでないのと同様。

    その割に分厚いからちょっと3時間無駄にした感あり。

  • 大学4年の春、就職活動に明け暮れる結城櫂は、キャンパスでバイオリンを弾く萩尾沙絵に出会う。しかし、彼女は耳が不自由だった。櫂の仲間、翔平と啓太、沙絵の親友・茜の5人は、「オレンジの会」を発足。それぞれ将来について悩み、落ち込み、時にはけんかをし、彼らはかけがえのない季節を共に過ごす。それは友情から愛情に変わる時間でもあった。
    (裏表紙紹介文より)

    ***

    2004年に放送されたドラマ「オレンジデイズ」のノベライズ。

    映像→書籍だから基本ドラマに忠実で、場面を想像しなくてもドラマの映像が浮かんでくるから読みやすいです。
    台詞の言い回しも面白くて(若干、ん?って思うとこもあるけど)思わず笑っちゃいます。

    ドラマが懐かしい方は読んでみると良いかも。

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著者プロフィール

シナリオライター。早大卒。作品に「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」「最後の恋」「たったひとつの恋」「半分、青い。」など。

「2023年 『夕暮れに、手をつなぐ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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