瑠璃を見たひと (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041973011

感想・レビュー・書評

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  • 伊集院さんが若かった頃の作品。歴史ロマンサスペンス(!?) 最近の作品とは異なり、直球表現で、一気に読んでしまった。
    チンギス・ハーンによって滅ぼされた西夏帝国の子孫と思われるエイミー。先祖の歴史が自分の記憶となって、過去を呼び起こす。

  • そこまで重くない。
    んな都合よく進むもんかねとつっこみつつ読んだ。

  • 神戸の老舗貿易会社の一人息子に嫁いで7年、突然家を出た暎子は、亡き母と自らのルーツを知る。

    中国の西夏王国の王家の血を継ぐ者・・・なんて少し設定は少女趣味?と思ったけど、結構入り込んで読めた。

  • 伊集院さんが若かった頃の作品。歴史ロマンサスペンス(!?) 最近の作品とは異なり、直球表現で、一気に読んでしまった。
    チンギス・ハーンによって滅ぼされた西夏帝国の子孫と思われるエイミー。先祖の歴史が自分の記憶となって、過去を呼び起こす。

  • 書棚にあった本をとりだした。伊集院静作品はあえて選ぶことはあまりない。タオティエ伝説をベースに世界中を巡っていくところがよい意味で当初予想を裏切り引き込まれて行った。壮大なスケール感と繊細な表現が本書に幅を持たせている。

  • ありがちな主婦の大冒険。だが世界観がいいね。シルクロードとか。ホンコンとか。

  • うる覚えだけど、この本の中のセリフですごく印象的だったものがある。「君が望めば、どこへだって行けるんだ」。確か、海を見ながら父が娘に告げた言葉。いつか子供ができた時、こんな言葉を贈ってあげたいと思った。
    お話のあらすじは、とある女性が可も不可もない夫婦生活から逃げて家を出る。そして伝説上の動物の彫刻と出会う。対で持っていると幸福が訪れるということから、もう一方の雌を求めて世界を旅する話。その中で人間ドラマが描かれている。オチがいまいちだったので、評価は4。

著者プロフィール

1950年山口県生まれ。’81年短編小説「皐月」でデビュー。’91年『乳房』で吉川英治文学新人賞、’92年『受け月』で直木賞、’94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で吉川英治文学賞、’14年『ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石』で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞する。’16年紫綬褒章を受章。著書に『三年坂』『白秋』『海峡』『春雷』『岬へ』『駅までの道をおしえて』『ぼくのボールが君に届けば』『いねむり先生』、『琥珀の夢 小説 鳥井信治郎』『いとまの雪 新説忠臣蔵・ひとりの家老の生涯』、エッセイ集『大人のカタチを語ろう』「大人の流儀」シリーズなどがある。

「2023年 『ミチクサ先生(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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