- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041986134
感想・レビュー・書評
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マンションで読む。再読です。ナンシーさんが好きな人は、別の本をお勧めします。薄味の本なのです。
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「何をかいわんや」3
著者 ナンシー関
出版 角川文庫
p39より引用
“深夜番組の裸や漫画の性描写が本当に青少年の健全な育成に支
障をきたすというのであれば、我も我もと恍惚としてカラオケを
歌うことを何のエクスキューズもつけずにたれ流すことも、健全
な育成に支障をきたすぞ。どうすんだよ。”
消しゴム版画家でコラムニストである著者による、主にテレビ
を話題にした批評コラム集。
評判のトリックについてからお中元についてまで、鋭い切り口
でビシバシとつっこみまくります。
上記の引用は、カラオケを本能むき出しだとする項の一文。
著者はどうすんだよと言っていますが、今でもカラオケを歌って
賞金を稼ぐ番組がある所を見ると、なんとも思っていないように
思います。
著者の作品にしてはめずらしく、第5章は版画が一つしか押され
ていません。文章だけでも十二分に面白く読ませてくれる著者で
すが、やはり似顔絵の版画があったほうがより文章が引き立つよ
うに思います。
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8位
ナンシー関さんが亡くなり、はや五年。
ナンシーさん……。
発表時も内容もバラバラですが、含蓄とおかしみのある文章ばかり。そして出ました、川島なお美!
「川島なお美は心のかさぶたである」
川島なお美という存在(まちがっても「川島なお美という女優」ではない)は、ナンシーさんによって永遠の生命を与えられたのではないでしょうか。 -
売却
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さすがの鋭い目線です!
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ナンシー関の蔵出しコラム集の文庫化。やっべえ、思ったより面白くねえ。
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「修二とあきら」を知ってほしかった。何と言うか知りたかった。