ヘンリー&ジューン (角川文庫 赤 ニ 2-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042468011

作品紹介・あらすじ

1931年、パリ-、アナイス・ニンは自らの官能を試すことを夢見ながら、感じるままを日記に綴っていた。ある日、あふれる才能をもてあまし、荒々しいエネルギーに満ちたヘンリー・ミラーと、アナイスは運命的に出遭う。激しく奔放なセックスにより自らを解放していくふたり。そして、魔性の美をたたえたヘンリーの妻ジューンが、しだいにアナイスを魅了する…。「完全な愛」を求め、官能に傷ついてゆく男女を描いた甘美なる性のオデッセイ。これまで未公開だった部分を収録した完全版で贈る。

感想・レビュー・書評

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  • 恋をすれば多くを語りたくなる。
    愛する相手がいれば思いは猛る。

    精力も表現力も絶倫である女、アナイス。

  • フランスの作家、アナイス・ニンが実際につけていた日記。
    詩的に、でも的確に心情を表現している文章に魅了されっぱなし。
    これが日記だなんて。

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著者プロフィール

アナイス・ニン(Anaїs Nin)
1903年、フランスはヌイイ・シュル・セーヌで生まれ、1977年、闘病の末、癌でロサンゼルスにて生涯を終える。11歳の年に母親と弟たちとともにアメリカに移住した。1930年代初頭に夫の転勤に伴いパリに居住し、作家活動を始める。40年から50年代のアメリカにて小説を発表し続け、60年代半ばに日記の出版で名声を得る。74年にダートマス大学より名誉博士号を授与される。日本へは小説『愛の家のスパイ』が河出朋久によって紹介され、66年来日に際し大江健三郎、江藤淳らとの会談が『文藝』に記録されている。89年に実弟ホアキン・ニン・クルメル、カリフォルニア州立大学バークレー校音楽学部名誉教授は来日して、関西の大学での講演やピアノ演奏会を果たす。

「2023年 『四分室のある心臓』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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