無法の弁護人 (2) 正しい警察との最低な戦い方 (Novel 0)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 59
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042560159

作品紹介・あらすじ

殺人事件の裁判を逆転無罪に導き、一躍その名を高めた弁護士・本多。だが、彼の下にやってくる依頼は、散々な内容ばかり。そんな時、思わぬ人物からの依頼で弁護することになったのは、警察に罪を自白し、犯行現場をとらえた防犯カメラの映像まで突き付けられた容疑者。絶望的な状況を逆転するために、本多は一度は袂を分かつた「悪魔の弁護人」の手を借りることになリ――絶賛の声多数の陰謀と策略が織りなす究極の法廷劇、第2弾!

感想・レビュー・書評

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  • 起承転結がしっかりしていて楽しめるエンターテイメント小説。扱う題材は2時間ドラマでありがちで地味めなのに、ぐいぐい引き込まれるのは書き方が上手いんだろうなー。ちょいちょい笑える箇所もあり◎

  • 圧倒的に不利な証拠があり、やっていない罪を自白してしまった。 そんなマイナス状態からのスタート。 
    ここからどのようにして逆転していくのか。 
    結果が分かっていたとしても、そこへ到る過程が予測できず想像できず考えつかず、悪魔の弁護人に終始圧倒されぱなっしであった。 
    人は皆嘘をつく。様々な理由で。どんな状況でも。
    真実を明らかにする場において、立ちはだかる嘘の壁。
    この壁を如何に攻略するか。 
    まぁこの作品はフィクションだから、ウルトラ超能力(笑)で見抜けちゃうんだけど。

  • 被疑者のために「全力を尽くす」新人弁護士の本多と「何でもする」悪魔の弁護士・阿武隈の法廷逆転バトルもの。今回の被疑者は井上検事の弟。自白をし投げやりな態度でいる彼に対し、諦め気味の本多に付き添う形で阿武隈は被疑者と会い信頼関係を築き、現場を歩き理論を組み立て、法廷では我が物顔で挑発し論説し、そして、無実の弁護人を救うこととなる。法廷ドラマがテンポよく進みきれいにどんでん返しが来るのでさくさく読める。2時間ドラマのように一冊に序破急があるのでエンタメとして楽しめる。今巻も面白かった!逆転裁判のような法廷バトルが好きな人におすすめ。

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著者プロフィール

第2回富士見ヤングミステリー大賞〈準入選作〉「タクティカル・ジャッジメント」でデビュー。代表作に「火の国、風の国物語」や「僕と彼女のゲーム戦争」(電撃文庫)などがある。

「2020年 『人生∞周目の精霊使い 無限の歴史で修行した元・凡人は世界を覆す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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