デセプション・ポイント(上) (角川文庫)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784042955085

感想・レビュー・書評

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  • 2006

  • ダン・ブラウンのNASAもの。
    NASAものは個人的に興味をもって読めるので、とっつきやすかった。
    内容はラングトン教授シリーズのほうが深い・・というか深く解釈のしようかあるのだけれど、こういうすっきりした話もそれはそれでいい。

  • -

  • 宇宙、政治、ミステリー

  • 普通に面白い。ただ、他の作品を読んでいるとフラグに気付いてしまうかも。主題となる分野についての調査の細かさには毎度関心させられる。その分野に疎い人でも理解できる。

  • 相変わらず、読んでいる間は、ジェットコースター気分を味わせてくれます。あとに残るものは、けっこう少なめだけれど。

    これ、テンチ、NASA長官あたりが怪しいのですが、最後には、価値の大どんでん返しをしてくれるのかな?あぁ、でも、ピカリングっても、いつものパターンな気もします。
    みんな、あやしい(笑)

    しかし、いつも、「企業献金」という話を見て思うのだが、企業が、自分の利益にならない政治家に金をだすなんて、なんで思うんだろう?資本主義の謎だ。
    もし、なんの利益も出さない政治家に企業が金を出したら、それは会社に対する背任行為だし、もし、利益になったら、それは贈賄になるのでは?
    で、賄賂ではない企業献金がありうるという考え自体が、おかしいのではないかと思うのですが。どうなんだろう。

    という話をしたら、ねぇさんは、社会貢献について話してくれたのだが……会社って、基本、そういうことを考えるところじゃない気がするのですが。

    読んでる途中で、「デルタ・フォースを操っているのは、宇宙人か?」とか思って、けっこう、ドキドキしたのは内緒です(笑)

    しかし、セクストンの言ってることだって、正しいって言えば正しいと思ったりする。行為と意見は、別物だからねぇ。

  • 設定について詳細に具体的に説明されていて、私が専門とする分野についての描写も正確で驚いた。イメージしながら素直に読み進むことができた。著者の勉強量に圧倒された。

  • 下巻に。

  • 表紙の帯に『ダヴィンチコードよりも面白い!』とかなんとか書いてあってなんてわかりやすい説明!(笑)って思って読んだらほんとにダヴィンチコードより面白かったです。これ映画化したら面白いだろうなーと思ったけどすごくお金かかりそうだなぁ~とか考えながら読んでました。上下巻とも面白くてさささーっと読んでしまいました。

  • アメリカを舞台に、大統領という名の権力闘争をNASAの功績をからめて描いたサスペンス。誰が正しいのか、誰が間違っているのか。正義と悪。あくまでそれは相対的なものだと感じさせる側面を持っている。

    そしてこの小説で描かれる科学技術はすべて事実に基づいているという注記こそがダンブラウンの特筆すべきところであり、この小説をより緊迫したものにしている。NASAであったり特殊部隊についての非常に詳細な情報は筆者がいかに徹底した調査を行い執筆しているかわかる。

    繊細なテーマを大胆に書き上げ、非常に動きのある内容になっている。

    またダンブラウンの描く登場人物は、なにかやはり人間らしい。人間が自身にないもの、かけているものを事件に巻き込まれる中で気づき惹かれあっていくという展開は定番である。

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著者プロフィール

1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。2003年刊行のラングドンシリーズ二作目「ダ・ヴィンチ・コード」で一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たす。父は数学者、母は宗教音楽家、そして妻は美術史研究者であり画家でもある。

「2019年 『オリジン 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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