星の旅人 スペイン「奥の細道」 (角川文庫 ま 11-2)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年8月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043408023
感想・レビュー・書評
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パウロ・コエーリョの〝星の巡礼〟に触発されて、俳人である著者がサンティアゴの巡礼路を歩き、旅で感じたことや、そこで出逢った人々のことを綴られています。
まどかさんはクリスチャンではないそうですが、気持ちを素直に表現されているため、ご本家であるパウロの小説〝星の巡礼〟より、本書の方が共感できました。各章に記された俳句も胸に沁みます。この巡礼路をますます歩いてみたくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カミーノデサンチャゴへの巡礼記。図書館で見つけた。さすがに俳人。文章が簡潔でうまいなと思った。写真を見るときれいな人だ。サンジャンピエドポーからしっかり歩いたらしい。
パウロ・コエーリョの「星の巡礼」に触発されてカミーノを歩いたとのこと。
「星の巡礼」すっかり読んだつもりだったけど、読んでなかったことに気が付いた。今度、読んでみよう。 -
パウロコレーリョさんはアルケミストしか知らなくて、そしてまだご存命であることに驚いた。伝説級の作家さんなのだと思っていたので。
その著作の「星の巡礼」に感化された俳人の黛さんがスペイン・サンディアゴへの巡礼路を歩いて渡るという日記調の本。印象的なのは「戦車」と「十指」
ただひたすらに聖地を目指す人や観光客への見下したような視線がちょっと鼻についた。 -
パウロ・コエーリョの名著『星の巡礼』に触発されて、スペインのサンチャゴ巡礼の道を旅した著者の日記。
実際に読んで、『星の巡礼』を読んでみたいと思ったし、道中の様子が頭に浮かんでくるような、絵になる作品でした。 -
32歳でこの地に向かおう。
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俳人黛まどかのサンティアゴ巡礼の旅を綴る。各章は俳句によってはじまり、本文では著者の旅先での出会い、出来事とそれに対する思いなどが短文で記されていく。