ドッペルゲンガー奇譚集: 死を招く影 (角川ホラー文庫 451-1)
- KADOKAWA (1998年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043456017
作品紹介・あらすじ
もう一人の自分に出会ったものは、近いうちに必ず命を落とす-。洋の東西を問わず、「自分の分身」にまつわる物語は世界各地で語り継がれている。現代日本を舞台にしたドッペルゲンガー譚の中から、選りすぐりの作品を収録した、オリジナル・アンソロジー。
感想・レビュー・書評
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再読だけれど、皆川博子さんの『桔梗合戦』が一番面白かったかな。
他には山川方夫さんの『待っている女』も。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドッペルゲンガーをテーマにしたアンソロジー。これってドッペルゲンガー?って話もありましたが、広義の意味では含まれるのかな。自己が増殖していく「チューリップ・チューリップ」が面白かったです。観てないけど亀梨くん主演の「俺俺」もこんな感じかな?自分の筈なのに客観的に見るとキモいウザいクサいという悲惨な話。私も自分の分身なんて会いたくないなぁ。絶対に気持ち悪いと思う。生理的に。踊りながら狂っていく「桔梗合戦」は圧巻の迫力でした。様々な作家さんの描くドッペルゲンガーは切り口も異なり、どれも面白かったです。ただ「エイプリル・シャワー」は長い割りにいまいちなラストだったかな。
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可もなく不可もなく。ホラーという感じではない。
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収録タイトル
阿刀田高 「知らない旅(1981)」
小池真理子 「ディオリッシモ(1992)」
筒井康隆 「チューリップ・チューリップ(1994)」
増田みず子 「分身(1990)」
生島治郎 「誰……?(1982)」
森真沙子 「エイプリル・シャワー(1989)」
山川方夫 「待っている女(1991)」
皆川博子 「桔梗合戦(1993
都筑道夫 「高所恐怖症(1977)」
赤川次郎 「忘れられた姉妹(1995)」 -
ものすごい怖くて、その夜は電気をつけて就寝しました。
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角川ホラーのアンソロ
「高所恐怖症」がなかなか…
( ̄ー ̄)ニヤリ