女子大生会計士の事件簿 Dx.3 神様のゲームセンター (角川文庫)

著者 : 山田真哉

• 角川書店 (2005年9月25日発売)

感想・レビュー・書評

[キじばと。。さんの感想 · 2016年10月3日]

仙台のホテルを舞台に、カッキーと萌美、それに「プリンスくん」こと在原純平が監査をおこなう「鏡を割ったのは誰だ！」事件の前・後編と、その解決編である「未来の財務諸表の作り方」事件、さらに表題作「神様のゲームセンター」事件の中編２本のほか、短編２本を収録しています。

「神様のゲームセンター」事件だけは、専門学校の機関紙に連載されたものではなく、雑誌『ザ・スニーカー』に掲載されたもので、文章にライターの手が加わっているとのこと。本シリーズをあくまで毛色の変わったライトノベルとして楽しんでいる読者としては、きれいなストーリーにまとめられているのがうれしいと感じました。

他の章は、どうしても会計に関する薀蓄とストーリーに関わる部分とのつながりがぎこちないように思えてしまいます。とはいえ、会計の勉強をしている人が息抜きに読む分には、こうしたことはあまり大きな問題ではないのかもしれません。

[たぐちまさよしさんの感想 · 2006年7月7日]

３冊まとめて買ってしまったから
仕方なく読んだ３冊目・・・

前作同様
会計に全く興味がないからか
会計の仕組みが無駄に複雑すぎるように
感じて終わった。

[mac550さんの感想 · 2006年2月10日]

‘さお屋’の山田さん著、女子大生会計士シリーズ。会計用語は難しいですが、会社のお金のしくみを知りたい人にはよいと思います。しかし！今回のエピソード‘天使のウィルス’はちょっと…。パソコンのウィルス製作は犯罪だと思います。どんな背景があってもまずいのではないでしょうか？図書館予約数は3（06/02/10現在）です。

著者プロフィール

1976年生まれ、公認会計士。現在、インブルームＬＬＣ代表。著書に『女子大生会計士の事件簿』シリーズ、140万部を超えるメガヒットとなった『さおだけ屋はなぜ潰れない』

「2018年 『マンガ日本と世界の経済入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」