フラン学園会計探偵クラブ Report.1 (角川文庫 や 37-8)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043767076

感想・レビュー・書評

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  • 確定申告書をもとに、依頼者などの真相に迫っていく会計探偵を部活動にしている「会計探偵クラブ」が舞台。

    いちおう女子大生会計士シリーズからの流れをくんでいるが、今回は税務が中心。また、つながりも今のところあまり感じられない。

    税務関連のところは面白いのだが、小説部がちょっとつまらない。
    たぶん、設定がぶっ飛んでるせいなのかもしれない。

    税務関連に興味があって、税務をかじりたい人にはいいのかもしれない。

  • 設定がぶっ飛んでいるけど、その設定が使えるようになっている軽い推理小説という目の付け所が面白い。

  • 女子大生会計士の事件簿シリーズの後日譚に相当する作品。
    女子大生会計士だった萌美が、何故か高校の講師として、
    登場していますが、主人公はフラン高校の高校生に変わっています。
    一応、世界観は女子大生会計士の事件簿シリーズから続いていますが、
    カッキーが出て来なかったり(後で出てくるのかな?)、
    助演級になった萌美の立ち位置が微妙です。
    無理に女子大生会計士の事件簿から世界観を引き続けずに、
    この作品単体として映画描いたほうがスッキリするかも。
    微妙な萌美の立ち位置をどう修正するのかは、
    著者の力量次第ですね。

  • このシリーズのファンですので
    楽しく読ませていただきました。

    毎回読んだ後に会計の勉強したくなりますね。

    自分の場合はどうなんだろ?
    って気になってしまいます。

    登場人物もいい感じですね♪

  • これって続編ないのかな。

  • なんだか、この本の後書きにあるようになってしまった。以下は後書きから。
    “わが国は会社員に対する源泉徴収や年末調整などあらゆる手段を駆使して、国民に税金知識を与えないようしてきた。マスコミを含めてロクに税金知識がない奴らばかりだからこそ、落ち着いて税金の議論を行えるのだ。『無知な国民から金額も知らせぬまま知らず知らずのうちにむしり取る』、これこそが国家運営の理想だ”

    キャラやストーリーは前作の『女子大生会計士の事件簿』からの引き継ぎあったり、会計ミステリーが税金ミステリーに変わっています。一応、人の死なないミステリーですね。
    ミステリーとしての話の作りは他のミステリー小説と比べると微妙なところもありますが、これで会計や税金に興味をもってもらう事が大事らしいのでいいと思います。

  • 『女子大生会計士の事件簿』シリーズに続く新たなシリーズ。新シリーズの本書では、税金がテーマ。前シリーズが、どちらかというと企業の脱税を扱ったものであるのに対して、今回のシリーズは税金の続編シリーズである、山田真哉「フラン学園会計探偵クラブ」シリーズの第1巻。芙藍(フラン)学園の「会計探偵部」を舞台に確定申告書を手がかりに、税金にかんするあれこれを易しく紐解く設定。主人公は、芙藍(フラン)学園「会計探偵部」の女子高1年生:白百合杏莉と部長の男子高校生:白百合安利。そして、部の顧問には、『女子大生会計士の事件簿』のヒロイン藤原萌実が、教師となって登場。

  • ストーリーはともかく、登場人物の名前についていけなかった…。

  • (収録作品)そしてヨット部は誰もいなくなった/なぜ、アンリに頼まなかったのか?/終わりなき関係に生まれつく/マリイの秘密/黒幕登場/部員は縦にひび割れて/不死が最後にやってくる

  • 難しいことを、面白く、そして易しく伝える力、やっぱりすごい。

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著者プロフィール

1976年生まれ、公認会計士。現在、インブルームLLC代表。著書に『女子大生会計士の事件簿』シリーズ、140万部を超えるメガヒットとなった『さおだけ屋はなぜ潰れない』

「2018年 『マンガ日本と世界の経済入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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