投資アドバイザー 有利子 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043785018

作品紹介・あらすじ

貯蓄から投資への機運が高まる中、証券会社のやり手投資アドバイザー・財前有利子は、個人客の投資相談に取り組んでいる。個人金融資産運用の世界を描く、コミカル・エンタテインメント経済小説の誕生!

感想・レビュー・書評

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  • 初心者にはかなり読みやすい本だと思う。
    あまりにもご都合展開なのと濡れ場描写で点数稼ぎしてる気がしなくもないが…

  • 始まりがアレなので人には薦めにくいが、投資の世界に接する人間を描いた小説としてはピカイチでは。

  • いきなりプット・オプションの買いを125枚みたいな話が出てきて結構面白かった。オチ的には、ハッピーエンド風だったので、もっとヒドイ目に会う感じのが読みたい。

  • こんな軽いのも書くのね。
    濡れ場より日常コミカルの方が楽しいし好きなんだけれどもw(わがまま)。
    米国ではトレーディングを中高の授業でこども銀行券を使ってやるんだけど、意外に稼ぐ。偽札なのが引き時を間違えずよいのかもしれない。

  • えっ~、というくらい軽い作品。
    幸田さんもこういうの書くんだ、と少し驚いた。

  • 証券会社勤務の有利子は、自分の顧客である個人投資家に「損をさせない」と誠実な気持ちで接する。ー癖も二癖もある顧客達だが、徐々に信頼を得て行く。

    経済小説との事で勉強も含めて読んでみようと思い読み始めました。
    非常に分かり易く書かれていたので、楽しめました。
    少々都合良すぎな気もしましたが、話を楽しむ上では問題無いです。

  • 再読

    経済小説なのかなと思ったら投資を題材にしたメロドラマでした。

    ディトレーダーや外資系証券を絡めた人間模様や
    仕事への姿勢や社内恋愛や過去の傷!
    という割と安いドラマ・・・。

    なので、まあ、軽薄なんだけど結構面白かったなー

    ソリッド・ビデオ社として登場したリキッドオーディオとか
    懐かしいねー。
    ちょっとね恥ずかしいけどね。濡れ場とか啖呵の切り方とか。

  • (05年05月06日購入)

  • 金融の世界を舞台にした作品を多く書いている作者。経済小説として、これまでにもいくつかの作品を読んできましたが、これはやや趣が違います。読みやすく…もし、金融や証券の知識を期待して購入したとすれば
    期待はずれかもしれません。舞台は証券会社で、用語も出てくることは出てきますが、それを理解していかなくても読みすすめることはできますし、リアリティーには欠けてます。エンターテイメントとして読めばいいのかな…とはいえ、それにしては登場人物それぞれの性格や、恋愛等もメインとは言い切れず。

    金融・経済の入門書ではありませんが、その世界を小説でちょっと感じてみたいという好奇心は満たしてくれます。
    なかなか無いタイプの作品なので、面白いかなと思いました。

  • 幸田真音さんの小説は面白いですね。
    これは難しくないので、経済に詳しくない人でも楽しく読めると思います。

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著者プロフィール

1951年生まれ。米国系投資銀行等で債券ディーラー、外国債券セールスを経て、1995年『小説ヘッジファンド』で作家に。2000年に発表した『日本国債』は日本の財政問題に警鐘を鳴らす作品としてベストセラーになり、多くの海外メディアからも注目される。2014年『天佑なり 高橋是清・百年前の日本国債』で第33回新田次郎文学賞を受賞。主な著書は『日銀券』『あきんど 絹屋半兵衛』『バイアウト 企業買収』『ランウェイ』『スケープゴート』『この日のために 池田勇人・東京五輪への軌跡』『大暴落 ガラ』『ナナフシ』『天稟(てんぴん)』のほか、『マネー・ハッキング』『Hello, CEO.』『あなたの余命教えます ビッグデータの罠』など、時代に先駆けてITの世界をテーマにした作品も多い。

「2022年 『人工知能』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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