- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043817016
感想・レビュー・書評
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読み始めは、ひらがなの多さに戸惑った。わざと・・・なんだよね、たぶん。
主人公は中学生だし、解説にはヤングアダルト小説とあったけれど、児童書な印象。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宇宙で一番あかるい屋根なんてないと思ってた
でも、あった。
ほっこりする作品。
すごく読みやすく、心に響く。
読み終わったとき、僕は外にでて星を見上げていた -
あまり面白くなかった。誰かとの出逢いで成長できるとか何かに一生懸命になれるのはいいなぁと思った。
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非日常的な話なのに何故か身近に思えます。灰汁の強いばあさんが憎めなくて愛しくて好き。
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ずいぶん前に読んだ作家の読書道でインタビューされてた作家さん、だったはず。(不覚にも)同じ大学です。文字がでかくてすぐ読めるかなーって思ったら意外と時間がかかりました。
内容はウキウキ、ドキドキ、ハラハラ生きてる多感な中学生の日常にさらにスパイスとして変な婆さんを加えちゃいました的な。
すごい感想書きにくいんですけど、とりあえず読んでみればいいと思います。あぁ、中学生ってこんな感じだったなーって思いますよ、多分。
でもね、どこが軸なのか分からないんです。
解説読む前まではなんだ、駄作か。とか思ってたんだけどね。やっぱり浅はかです、僕は。
そしてレビューも浅はかに終わります。 -
何かのHPで「衝撃の結末」っていう分類に分けられていた作品で、
気になって読みました。
読み終わって、「衝撃の結末」っていう感じはあまりしなかったのですが、
心があったかくなる優しいお話でした。
確かに…「おっ、そうか!」っていうつながりはあったかも。
14歳のつばめと書道教室があるビルの屋上で出会った「星ばあ」との
不思議な交流をえがいた作品。
つばめの一見幸せそうだけど、ちょっと他とは違う家族環境や、
つばめの恋の相手の「トオルくん」
それに、星ばあの「家族」
いろんな要素がからみあって、つばめが少しずつ成長していくお話。
こういう話にでてくる「ばあちゃん」系って、
やさしくて温かいきれいなおばあちゃんのことが多いんだけど、
星ばあは下品でがさつで物をたかってくるばあちゃんなんです。
その辺りがちょっと他とは違うかな。
あったかくなるお話でした。 -
きょう買って先ほど読了。最近このパターンが多いような。二冊目の野中ともそさん。
読み出していくらもたたないうち、やっぱりおお、と思う。ことばの感覚になのか、話の運びになのか、世界の見方・魅せ方になのか、それはわからないけれど。わからないあたりに、きっと「おお」の核がある。
世界と自分とのずれ。ひゅっと気持ちが冷えて、まわりのものすべてが固まってしまう瞬間。だまされる才覚は自分にはどうしようもないかたちでときに弱るけれど、しぶとく諦めずにいればいつかまた息をふきかえす。沈んでも沈んでも、きっと浮きあがる。自分から切りすててしまうことさえなければ。
読み終わったところで「宇宙のみなしご」を思い出した。屋根と宇宙ってつながってるんだろうか。 -
主人公は中学生の女の子。ある日、書道教室のある雑居ビルの屋上で、彼女はヘンテコリンなおばあさんと出会う。おばあさんは空を飛べると言い張るのですが、ほんとうに飛べるのでしょうか?粗野で乱暴な言葉遣いをする憎たらしいおばあさんでしたが、それでもなんだか憎めない。
女の子の周辺では、結構シリアスな出来事が立て続けに起こるのですが、さほど深刻な印象を与えないのは、この小説がファンタジーの要素を持っているから・・・。でも、けっして夢見心地な物語ではなく、等身大の少女を描いたリアルなお話。少女の成長を静かに見守ってあげたくなるような、とても素敵な物語でした。 -
子供向き?ひらがな多くて読みにくかった。
慣れてきたら平気だし、なんとなくその方がいいんだろうな〜って雰囲気。
ナルホド。 -
ときめいた!
これはいい本だ。うん。