千里眼 優しい悪魔 下 (角川文庫 ま 26-112)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836239

感想・レビュー・書評

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  • タイトルを見て「あの人の話かな?」とピンときました。
    今回でジェニファー・レインとの話も決着がつきます。
    久々にマジシャンシリーズの沙希ちゃんも登場。
    新シリーズは大人しいと思っていたら・・・そういうこと?!
    いつもとは違う終わり方も、クライマックスが感じられます。

  • まあ、楽しんで読みましたが、ジェニファーはシリーズ戦半からイメージが変化しすぎですね。ただの人に成り下がってます。

  • まだ、古本屋で見つけていませんので読んでませんが、内容的に最低でもこのくらいの感想になるのではと思い、評価しました。読み終わり次第改めて評価します。

  • 優しい悪魔とは誰か。
    言葉の通じない敵を倒すには語りかけても無駄。
    身をもって分からせないと、ってことか。
    全体的にちょっと無理な感じもする内容だけど
    そのへんはいつものことか。
    読後感はいいので良しとします。



    ( ・_ゝ・)<呉越同舟で敵を倒す

  • メフィストのジェニファーが、ノン・クオリアに寝返った。
    追うメフィスト
    そこで登場するのが、我らが愛すべき無敵のイタリア男、ダビデ♪


    今回の美由紀は「どうしちゃったの?」ってくらい
    無茶しませんw
    もう毎回毎回突っ込みどこと満載なくらい
    暴走するのに(笑)

    今回の主役は、なんといってもダビデ
    格好良すぎる・・

  • 上巻よりは盛り上がったけれど、やっぱり美由紀の出番が少なくてさびしい雰囲気が。
    人が他の人を利用して、その人もまた他の人を利用して…っていうのが多かったのでちょっとブルーになった。
    しかし、やっぱり美由紀が登場したシーンは激しく興奮!! 相変わらずかっこいいなぁ。

    私がこのシリーズで一番好きだった「千里眼のマジシャン」のサキちゃんも再び出てきて、元気でいる姿が嬉しく思えた。
    千里眼シリーズを全巻通して読んでいる人にしか本作は理解できないだろうな。
    それくらい過去の登場人物がオールスターズ的に登場した作品でした。

    今までにあまりにたくさんのインパクトのある登場人物や団体が出てきていたので、そろそろ決着をつけたり、あの登場人物のその後の様子を知らせるという目的の作品だったと思う。
    今後は美由紀がもっと活躍してくれるといいな。

  • 読了。一気読み。

  • 美由紀は今回かなり大人しめでしたね。それでもラストのダビデとの会話はこれからの展開を感じさせる内容です。シリーズ全体の伏線をラストの会話にもってくるあたりはなんとも松岡さんらしいです。

  • 岬美由紀の敵が仲間になったり、友達になったり、
    だから「優しい悪魔」なんだろうけど。。

  • これは、どちらかというと、岬美由紀よりも、
    メフィストのダビデが中心のストーリーになってる。

    メフィストを裏切って、ノンクオリアに寝返ったジェニファー。
    北朝鮮へと渡航し、
    ダビデを崖から突き落とす。
    しかし、美由紀どうよう不死身なのがダビデ。

    落下した場所で子供に見つかり、
    その子供の母親が、ダビデの看病を。
    政府になぜ通告しないのかと聞くと、夫が料理人で仕官を殺害した容疑で
    捕まっているのだという。

    ダビデは、いろんな事を同時に解決しながら
    ジェニファーのもとへ。
    そして、美由紀は・・・・

    ダビデと美由紀が、ずっと一緒にいるシーンが多いのが笑えた。
    しかも、総決算というばかりに、マジシャンのサキまで登場!!
    これには、おおおおお〜〜〜!!!と、嬉しくなってしまった。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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