ひだり (角川ホラー文庫 く 1-3)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 78
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043843039

感想・レビュー・書評

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  • シャーリー・ジャクスン「くじ」を思い出した。くじでは理由が全くわからないための不条理な恐怖だけど、こちらは延々と因果関係を描く日本的で陰湿な恐怖。主人公が死に至るシーンは陰惨極まりないが、その後の復讐譚である意味爽快な終わり方に。ただ、前半を引っ張るわりに復讐譚はやや性急で雑な感が否めない。

  • 会社の先輩に借りた本

    途中まで面白かったのに、最後の方が、、、、

    まぁでもとりあえず左側は怖いです。。。

著者プロフィール

1960年、三重県生まれ。
早稲田大学在学中に幻想文学会に参加、分科会の幻想短歌会を主宰。
1987年、短篇集『地底の鰐、天上の蛇』(幻想文学会出版局)でささやかにデビュー。
1989年、第一歌集『日蝕の鷹、月蝕の蛇』(同上)を刊行。
平成とともに俳句に転向、「豈」同人。句集に『アンドロイド情歌』『悪魔の句集』『怪奇館』など。俳句関連書に『怖い俳句』『元気が出る俳句』『猫俳句パラダイス』などがある。
1998年より専業作家。ホラー、ミステリー、幻想小説など多彩な作品を発表。近年は時代小説の文庫書き下ろしを多く手がけ、オリジナル著書数は130冊を超える。
趣味はマラソン、トライアスロン、囲碁・将棋、油絵、鉄道など。

ホームページ「weird world 3 倉阪鬼一郎の怪しい世界」
http://krany.jugem.jp/

「2017年 『世界の終わり/始まり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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