- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043881024
感想・レビュー・書評
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ニートな彼に対してお金を施す。施すことで、そこに上下関係が生まれる。施した側にそういう意図は無いにしても、施された側にはひどくその施しが応える。施された側も、現状を変えなければいけないことは分かっているけど、ぬるま湯に浸り続けているダメだけど、わかる。そんな話が表題作の「ニート」だった。
それ以上にこの本を特異なものとしているのが、ラストの「愛なんかいらねー」の存在だと思います。まさかのスカトロ。臭う臭う。でも、こういうの好きな人はいるし、これを受け入れられる人もいるんだよな~って。最初の恐怖と痛みとかが過ぎればむしろ、それ以上を求めてしまうんだろうな~って。そう言い聞かせながら読みました。私は無理でしたが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ニートになったから読んでみた。
カッコ悪いね。ホント。 -
巻末の解説から
『教育を受けていず、
雇用されておらず、
職業訓練を受けていない』
という英語表現の頭文字をとって【NEET】。
簡単に、学校も行かず働かず、って何と無くニートって思ってたけど、結構きちんと定義されてるんですね。
そんな言葉が出始めた頃の作品。
5つの短編から成るこの作品は、読みやすく、何か温かみを感じました。
ただ、最後の話はちょっと描写がキツイ感じでしたね。 -
孤独で寂しくて救われない人と
孤独で寂しくて救いたい人の短編集。
ニートと2+1が好き。
ベルエポックとへたれはあまり印象に残らず。
愛なんかいらねーは良い悪いというより生理的に理解できないジャンルだった。 -
もっとどうしようもない人間の話かと期待して読んだけど、そこまででもなくて、残念。1/3読んで、やっぱりおもしろくなかったので、途中で読むのやめた。
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だめすぎる。
好きじゃないけど、この二人、だめすぎる。
他人事なのにキリキリ傷むなぁ。 -
『へたれ』と『愛なんていらねー』がとても印象的。
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あまり面白いとは思いませんでしたが、ニートな二人のその後は気になります。
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あんまりわかんなかった