支配せよ、と世界樹は言った (角川文庫 か 56-1)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年9月25日発売)
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感想 : 13件
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- Amazon.co.jp ・本 (471ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043943135
感想・レビュー・書評
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『彼らの時間は生きる努力のために費やされ、貧しさは憂えても、恨みに思う暇すら許されてはいない。今を生きる以外に余裕はなく、生まれてから老いるまで、ただひたすらに生き、ひとたびも生を恨まない。
それがこの人間世界の殆どを構成している巨大な底辺なのだ。世界を俯瞰すれば、言い尽くせぬほどにも多様広大でも、裏側から見れば思いがけぬほどに違いはない。
人は皆、ただ黙々と生きている。生きるために目的も意味も必要ではない。』
そのとおりだなぁ。人生の大半は生きる努力のために費やされしまっているんだよなぁ。それが正しいとか間違っているとかじゃなくて、ただそういうふうに古来から世界が出来ているだけなんだよなぁ〜。 -
近未来の金融SFハードボイルド作品。
クオリティの高さが半端じゃない。
登場人物に冗長なところや嘘くさいところが全くない。特に主人公はともすれば、という役回りにも関わらず、惚れそうになるくらいそのスタイルは徹底している。
他の作品もぜひ読んでみようと思う。-
10年以上休筆していましたが、このたび新作を無料で公開しました。
カクヨムです。
よろしければご高覧ください。
https://kakuyo...10年以上休筆していましたが、このたび新作を無料で公開しました。
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https://kakuyomu.jp/my/works/168173306653438342002023/10/16
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