コクリコ坂から (角川文庫 み 37-101)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043944446

作品紹介・あらすじ

小松崎海は、行方不明の父と海外にいる母親に代わり家族の面倒をみるしっかり者の高校生。風間俊と出会った事から、海は波乱の毎日を送るが……70年代を舞台に学園闘争と純愛を描く青春物語。解説は宮崎吾朗。

感想・レビュー・書評

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  • アニメ映画を再鑑賞する前の予習に。
    コテコテの少女漫画でびっくり。
    24年組くらいしか追っていないので少女漫画をとやかくいう資格はないが。
    「ママレード・ボーイ」だ、とも思ったが、そもそもやりつくされた展開なんだろう。
    重くしようとして、重くなりきれずに、軽みが愛されている、という感じ?
    モノローグが24年組と比べると控えめ?
    コマの割り方は工夫している?
    いや自分のリテラシーがなさすぎてびっくり。
    1980年というから、自分の母親世代なんだろうな。

  • ほぼリアルタイムで読んでて、映画化のタイミングで買って
    そのまま積んであったという。しかも映画も見逃してるし(爆)。

    当時は高橋千鶴先生がホントに好きで
    少ないお小遣いをやりくりしつつもコミックスを買ってたはずなのに
    何故かこの『コクリコ坂から』は買った記憶がない。
    当時持ってたのは『小夜子より、星便り』と『さくらんぼデュエット』。
    ちなみにこの2冊はまだ手元にある(爆)。
    何で当時買わなかったのか、今回読み返してみてなんとなく判った。
    生徒会活動に熱心だとか、有志が全校生徒に呼びかけて行動を起こすだとか
    時代背景とか、作品の雰囲気は全部共通してるんだけど
    なんというか『コクリコ坂から』だけは
    途中まで話の進行がまだるっこしい割に後半は急にスピードが上がった感じがして
    子供心にも何か違和感があったんだろう。
    正直言って面白くなかったみたい(爆)。

    で、今改めて読み返してみるとやっぱり後半が慌ただしい。
    連載だったから収集付かなくなっちゃったのかもな。
    映画化に際して年代を10年ほど前倒しにしてるみたいだけど
    ジブリ映画としてはそっちの方がしっくりくるんだろうな、と思う。
    見てないから何とも言えんけど。
    もし映画を見る機会があったら、どれだけ原作と違ってるかを楽しみたい(爆)。

  • 原作読んだー。めっちゃ少女まんがだったー。笑

  • ずっと読んでみたかった作品です。ジブリ映画化のおかげで入手しやすくなりました☆
    高橋千鶴万歳♪\(>∀<)/♪

  • 2011年夏のスタジオジブリの原作。

    「ココリコ坂」の話は、宮崎駿の文章ですでによく知っていたが内容を読んだのは初めて。

    学園ものの「いかにも」な文体で描かれた少女マンガであることに、改めて驚く。

    傑出しているのは、確かに「人を恋うる力」の強さであろう。そこにジブリの面々は目をつけたのだと思う。
    このテーマを、宮崎吾郎が描きうるか、がすでに物語であり、彼の苦悩を理解するが、挑戦を応援したいと思う。

    映画を早く観てみたい。

  • 何か懐かしかった。
    可愛かった。
    終わり方が雑な感じがした。
    映画の話忘れたけど、どちらも良かった。

  • うーむ・・・なんでこの作品が、ジブリで映画化されたのが不思議だ。解説を読んでもちっともわからん。
    もっとも宮崎吾朗さんも、そう思いつつ着手されたみたいだけどw
    映画自体は、さすがジブリって感じで、格段によかったけどねww

    異母兄弟らしいからって、それを相手に隠したり、即座に親などに確認しないでウジウジしてたり・・・意味わからん。
    そういう時代だったと言われればそれまでなんだけどw

  • 1980年になかよしに連載されていた作品。懐かしい雰囲気。映画とは細かいところが違う。

  • 映画を見たので、原作も知りたく購入。
    原作も可愛いけど、映画で更に素敵になったと思う。

  • 映画も好きです。

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