コクリコ坂から (角川文庫 み 37-101)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年6月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043944446
感想・レビュー・書評
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せつない。。
セリフにところどころ入る☆が気になった。シリアスな場面でも使うのね。はまりそう。
風間さんのことは恋愛感情なの?そんなのイヤッ みたいなとこがつぼ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大好きな映画の原作。ひさしぶりに読んだ少女漫画。ラストはかなり駆け足だし、映画の方が丁寧でスマートだけど、原作のほうが登場人物が人間くさくて好きかも。
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やっぱり子供の頃読んで、大好きだった作品だった。柊あおいとか、宮崎駿はいいところから引っ張ってくる。因に映画は見ていない。
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風間さんみたいな人憧れる!!!
不器用な人ってなんか人間味があっていい。 -
映画「コクリコ坂から」を観た後、衝動買い。
映画とは展開が違うが(基本ストーリーは生かされています)どちらもあり。好き好きでしょう。 -
(2011.08.04読了)(2011.08.01購入)
アニメ映画「コクリコ坂から」を見たので、文庫版で出ている原作も読んでみることにしました。(文庫版は、安くて持ち運びに便利だけど、視力が弱ってきている老人には、文字が小さくてちょっと難儀しました。)
映画と原作は、ずいぶん設定が替えてあるので、別の作品となっていますが、大きなテーマは変わっていない、というところでしょうか。
どっちが好きかと言われたら、映画のほうを上げます。
映画のほうが、真っ直ぐな青春ドラマになっています。映画では、若者の合唱もたくさん聞けるし。
漫画の主人公は、小松崎海、高校一年生です。(映画では、松崎海です)
高台の屋敷で、下宿屋をやっているのですが、下宿人三人のうち一人が男性です。獣医を目指している北斗さんです。海さんはこの人に憧れています。(映画では、北斗さんは、女性です)
映画での学園闘争は、部室の建て替え問題でしたが、漫画では、服装の自由化になっています。生徒会長水沼君、新聞部風間君、みんなの前では、いがみ合っているようですが、裏では結託して何かを企んでいるようです。
賭けマージャンで、生徒会のお金を使いこんでしまったために、新聞の売り上げを伸ばしたり、その他の企画で、何とか使い込んだお金の穴埋めをしようとしているようです。
海のお母さんは、カメラマンで、写真を撮るためアメリカへ行っているのですが、お金をなくしたので送ってほしいとか、どうも頼りない母親です。(映画では、大学の先生)
海の父親は、海で遭難し行方不明ということです。(映画では、朝鮮戦争のLSTで、となっています)
海さんの本命、北斗さんは、北海道へ旅立ち、海さんは、いつの間にか、学園闘争に巻き込まれ、風間俊に惹かれるようになってゆきますが、・・・。
(映画化されることがなかったら、決して手に取ることのなかった作品かな、と思います)
☆関連図書(既読)
「脚本コクリコ坂から」宮崎駿・丹羽圭子著、角川書店、2011.06.15
(2011年8月7日・記)