チャンネルファンタズモ (角川文庫 か 59-1)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043944743

感想・レビュー・書評

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  • 定石。

  • 元エリート報道マンの再就職先は、オカルト番組の構成作家。

  • ユーモアミステリー・・・ですかね。
    4話構成ですが、
    1話目でまず百太郎が弱小CS局に再就職するところから始まって、
    最終話で大手テレビ局を退職する羽目になった事件を解決するので、
    全体を1つの話として読むこともできます。
    期間的にもほんの数ヶ月の間のことのようですし。

    主人公は百太郎と書いてモモタロウと読むので、
    初対面の人に必ず「ヒャクタロウ?」と聞き返されたり、
    再就職先がオカルト専門でスタッフがオタクの様なので、
    事ある毎にツッコミが入る等、
    それなりに楽しかったけれど少し物足りなかったかな。
    基本的に、オカルト番組制作のために出かけていった現場で、
    怪しげな現象を解決するというもので、
    近所の些細なことから後半徐々に深刻な事件の様相を呈してきますが、
    ミステリーという程の謎解きではなく単純かつ予想できるものでした。

    小説の内容ではないですが、表紙のデザイン良いですね。
    黒猫(なので名前はヤマト)の後姿。
    各話のタイトル頁にもヤマトの後姿があってかわいいです。

    大作といわれるものではないですが、
    さらっと読めるので気分転換にちょうど良かったです。

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。2003年「インディゴの夜」で第10回創元推理短編賞を受賞しデビュー。同作は書籍化され大人気シリーズとなり、ドラマ化、舞台化、コミック化された。他著に「モップガール」シリーズ、「アー・ユー・テディ?」シリーズ、『チャンネルファンタズモ』『ご依頼は真昼のバーへBarホロウの事件帳』『風が吹けば』『桜田門のさくらちゃん』『学スクール園王キングダム国』『ゴールデンコンビ 婚活刑事& シンママ警察通訳人』「メゾン・ド・ポリス」シリーズ、『警視庁レッドリスト』などがある。

「2023年 『警視庁アウトサイダー The second act 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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