春雨物語 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044011048

作品紹介・あらすじ

古今に材を求めた秋成の短編集を、わかりやすい現代語訳と読みやすい原文で深く味わう-。平城天皇を乱に巻き込み、挙げ句敗れて自刃した愛人薬子の血は飛び散り、乾かないという怪異を描く『血かたびら』、妹の結婚を相手の父に潰された兄の狂気と愛情に迫る『死首の咲顔』、不幸にも敵と枕を並べてしまった遊女は思いつめ、法然上人の下に向かう『宮木が塚』、大罪を犯した男の、晩年の驚きの末路を描く『樊〓(はんかい)』等ユニークな全10編。

感想・レビュー・書評

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  • 雨月物語の方が好きだったかなぁ。でも上田秋成はもっと読みたい!!

  • 村上春樹が『騎士団長殺し』で『二世の縁』について言及しているので、読んでみた。現代語訳のみ読了。原文は第一話のみで断念!日本の古典なんて久しぶりに読んだが、なかなか面白かった。『雨月物語』も読むことにする。

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著者プロフィール

大阪府生まれ。1734(享保19)年~1809(文化6)年。江戸後期の読本作者。歌人、茶人、俳人、国学者でもある。『雨月物語』は5巻9篇で構成され、1776(安永5)年に出版された。

「2017年 『雨月物語 悲しくて、おそろしいお話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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