- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044231064
作品紹介・あらすじ
皇太子は作るもの!?-側室が産んだ男の子の中から優秀な子を皇太子に選び、その母親を王妃にする-このエルディア王国独特の皇太子レースをめぐる事件に、いい加減うんざりしていたキャサリンだったが、暗殺から一度は命を助けた皇太子候補の少年の秘密をダムーたち用心棒から聞き、ついに決意した。「このまま黙って見ていることはできない!!」奇妙で独善的な因習に、レディ・ガンナーが悪戦苦闘する、シリーズ屈指の大長編中巻。
感想・レビュー・書評
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[台東区図書館]
レディ・ガンナーの第6巻。
旧いだけでなく、他のシリーズほど著名でないせいかなかなか揃っておらず、シリーズ順を調べてから個々に探す羽目に、、、、そしたらこの巻より前までに関しては後版が出ていて、イラストはそちらの方が好みだった!ただこの上中下巻からはどうせ後版が出ていない上に近隣三区にもなく、久しぶりに台東区まで赴いて入手することが出来たし良しとしよう。
今回は表題から後継者問題と分かってはいたものの、また随分と特殊な後継者選抜を考えられたことで、、、、それとも歴史(社会)は最も苦手な教科だったから、通常の世界史のどこかでこのような"事前に後継者を決めてからの王妃決定"もあった(教わった)のかな??
例によって納得しがたい身分制度や「妃八家」と名付けた妃選びの仕組みとか、逆算して設定した仕組みなのかもしれないけれど、よくも細かく設定したものだな、と。あちこちで歯噛みし、やるかた憤懣ないエピソードはあったけれど、最後はやはり、"茅田ワールド"。しっかりと難解な問題にも明るい解決策を用意してくれて、何とかスッキリ、勧善懲悪に近い形で円満解決してくれたので良かった。
ただ途中、コルテスのマリアとパブロのことには気が付いても(というか、そう文章で表されているので)、それ込みでのアンネウス二世の思惑と、スパーダのマリアとの仲は予想しておらず、33章ではやられた!感があった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ファンタジー的要素が押さえ目だが
もう少し戦い以外に押し出しても良いのでなかろうか
レディガンナーが活躍できすぎるのがどうかと思う -
面白いが、少し長いので飽きる。早く続きを見たい。
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下巻に記載
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予想に反して中巻。
皇太子候補の秘密を知り関わっていく主人公。
下巻でどうまとまっていくのか楽しみ。 -
続きが気になってしょうがないという話やな。ひどい終わり。そして相変わらず相手側の不愉快なこと。
お礼になにかと言われて、話を聞いてもらうというのはなかなか斬新でステキだ。たぶん王さまは知ってるよね。 -
再読ー。
ドーサ様かわいい…ちんまり座る猛禽類大萌えー。 -
「またやってしまった」作者の下巻になるはずだった中巻。
次期皇太子候補の秘密を知ってしまったお嬢さんは悩む。
なんてこともなく、なんとかしようと行動する。
困った事態に追い込まれ助けを求めてきた用心棒たちとも合流し、次巻でついに戦闘開始か。
(2006年10月14日読了) -
2010/05/09 読了。
図書館感謝。 -
上巻読んで、この巻の表紙を見て思った。私、コーネリアスさん大好きだわ。ドツボ。