- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044498030
作品紹介・あらすじ
美貌の科学者・平賀と、古文書と暗号解読のエキスパート・ロベルトは、バチカンの『奇跡調査官』。2人が今回挑むのは、1年半前に死んだ預言者の、腐敗しない死体の謎。早速アフリカのソフマ共和国に赴いた2人は、現地の呪術的な儀式で女が殺された現場に遭遇する。不穏な空気の中、さらに亡き預言者が、ロベルトの来訪とその死を預言していたことも分かり!?「私が貴方を死なせなどしません」天才神父コンビの事件簿、第2弾。
感想・レビュー・書評
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表紙の奇跡調査官・ロベルトが超イケてる。神父服もいい。第一巻の平賀の美少年ぶりもイケていた。平賀は純真なカトリック信者の天才科学者、ロベルトはちょっと懐疑派だが古文書・暗号解読のエキスパートで、二人の友情溢れるコンビぶりが眩しい。今回は、アフリカの奥地の教会で、死んだ神父の体が腐らないというのを調査しに行く。しかも、この神父は預言者として有名で、ロベルトが死ぬという預言を残していた!土着の宗教の魔術に絡んだ殺人事件が続けて起こるり、ロベルトの身にも魔の手が迫ってくるのだ。まあ、なんか解決はあっけない感じなんだけどね。それにしても、作者のカソリックや古文書などの知識が凄いな。本当にこんな人たちがいるかのように思うよ。いや、バチカンには、実際にこういう奇跡を調査する部門がある?
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シリーズ第二弾。バチカンの日系人神父とイタリア人神父のコンビが世界で起きたキリスト教の奇跡の真相を暴く物語。前作を始めて読んだ時は、いろいろ説明や言い回しが冗長な印象でしたが、今作はストーリーも面白く、1日で読んでしまいました。
今後に期待です。オススメ! -
表現詳細、豊富な知識。なんだけど、入り込めないのは何故かーもう少しシリーズ読もうかな
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ロベルトの辛い生い立ちが明かされる巻。ちょっとヤキモチを焼くところとか、人間らしさが垣間見られて、相変わらずのおどろおどろしさなかで少しホッとできます。
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前巻では建物などの描写が多すぎて、肝心の話がなかなか入って来なくてページを行きつ戻りつして読むのにめちゃくちゃ時間をくってたけど、今回はグアっと一気に集中して読めた。
普通こんな事件、教会内部だけの話ならまだしも警察が他所から来た者の介入を許すとは思えないけど、まして国外でさ…。バチカンの威光ハンパない…。
でもそこは物語ってことでスルーすれば面白かった。
ジュリアはこの後も絡んできそうなので楽しみ。 -
前作よりは舞台がいい意味で狭いので、物語を追いやすかった。謎の部分は終盤まで読めなかったので、判明したときはなるほど、と驚いたが、そこに至るまでのキャラクターの活躍ぶりにもう少し波乱万丈あると面白かった気がする。
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前作よりまとまっていて読みやすかったです(前作はほかの方も言っているように詰め込みすぎな感じがしたので)
ロベルトの古文書解読かっこいいなあ。彼の過去が判明してとても満足です。
知的好奇心を刺激される内容と美青年がそれっぽい雰囲気を醸し出しながら謎解きをしていくのに加え神父という設定もたまりません。これまた美青年の敵も出てきて続編もたのしくなりそうです。 -
一巻目より読みやすかったけど……けど……ちょっとやりすぎではないのかこれは……。
イケメンが出てきすぎで、いやそういう話なんだろうけど、承知の上で読んでるんだけど、もうちょっと、もうちょっとだけ、リアリティあっても……よいのでは。よいのでは!
平賀視点がでてきたのがよかったな。 -
オタクと文書マニアの調査官2人組が預言について調べるお話。
悪魔の解釈におぉ!と思いました。
BLではない2人の関係に、にやにやします。