5巻目。最終巻。
最後の表紙がユース!ってことは、アリアはユースを選ぶの?って思いながら読み始めると、結婚式の相手はクラウディオ。アリアに結婚したいって言われて、喜ぶクラウディオがかわいいって思いながら、この展開は怪しい。そう思っていると、やっぱり、罠でした。
4000年も生きている教皇フォルテはさすがラスボス、聖女の血肉を食べるって気持ち悪いけど、見事アリアが教皇を倒し、そのあと、アリアが元の世界に戻るって話になり、ユースとの別れより、クラウディオとの別れがしんみりして・・・・ってところまではよかったけど、結局アリアはどっちが好きなのか分からないまま戻ってしまって、ちょっとモヤモヤしちゃいました。
しかも、最後はなんでか、2年後にユースとクラウディオがアリアの世界にやってきてるし、こんな最後はちょっと嫌かなぁ。結局、アリアはどっちを選ぶのか分からないままでした。
まあ、16歳の美少女アリアと美女耀子とか、ギリシャ系ロシア人のフリした高校数学教師のユースとか、コスプレ王子(ほんとは陛下)のクラウディオとかは見たかったけど、微妙な終わり方でした。