サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN (角川スニーカー文庫 こ 1-1-3)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044743031

感想・レビュー・書評

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  • 過去編。やはり二日ほどで読破!2010年9月

  • 主人公「ケイ」と「ハルキ」が中学生の頃のストーリー。
    更に「ケイ」がこの町に来てからの経緯も書かれていて
    ここにきてこのシリーズの血の部分が露になってきました。
    個人的な偏見ですがラノベが割とベタっとした平面の
    イメージを持っているのですが、このシリーズは奥行き...
    と言っても立体的なものではなく、透けるような、あくまでも
    平面上の奥行きを感じます。暖かいのだけれど
    暖色ではなく透明感があるというか...。

    ライトノベルの舞台ではなく、一般文芸作品の
    舞台でも勝負出来る作家さんなのではないでしょうか?
    樋口有介の初期の頃に雰囲気が近い気がするのは
    自分だけ?? なの??

    「リセット」の能力によって時間を遡って行き来する
    展開が多いのでどうしても流し読みすると、スグに
    ついて行けなくなるので、読むのに少々疲れるのが
    贅沢な難点w。

  • 表紙は誰かと。

    ちょっと不思議な感覚のする小説ではある。
    一般人離れしている登場人物であることには間違いないし。

    あと、ラスボス登場、かな?
    そんな雰囲気の登場でした。

    でも大半は過去話な。登場人物の特異性が際立った巻でした。

  • 春崎とケイが出会った頃の話
    相麻が何を考えて行動してたのかは、結局良く分からんかった。次巻に持ち越し?
    未来予知って便利だけど、先が全部わかってて、幸せになるためにはそれに従って生きないとダメ、ってのはやっぱツマンナイんだと思った。先が分からないから面白いみたいな
    あと、春崎は髪短いほうがカワイイ

著者プロフィール

徳島県出身。2009年に『サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』で、角川スニーカー文庫よりデビュー。若者を中心に人気を博し、シリーズは7冊を数える。他著作に「つれづれ、北野坂探偵舎」シリーズ(角川文庫)、『いなくなれ、群青』(新潮文庫)に始まる「階段島」シリーズなどがある。

「2023年 『昨日星を探した言い訳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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