S RED ザ・スニーカー100号記念アンソロジー (角川スニーカー文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044748142
作品紹介・あらすじ
『トリニティ・ブラッド』『レンタルマギカ』『消閑の挑戦者』『オイレンシュピーゲル』など、人気シリーズのスペシャル短編が集結!他にも、林トモアキ『パリエルがしがしいきましょう!』、森岡浩之『いつものように爽やかな朝』など、人気作家の幻の作品も収録した超豪華ラインナップ。100号を迎えた小説誌「ザ・スニーカー」に掲載された短編を中心に、文庫未収録作品だけを厳選した、ここでしか読めない珠玉のアンソロジー登場。
感想・レビュー・書評
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ライトノベル雑誌"ザ・スニーカー"の創刊100号を記念して編集されたアンソロジー。"トリニティ・ブラッド"や"レンタルマギカ"、そして"オイレンシュピーゲル"など角川スニーカー文庫の有名な作品の小品が収録されています。どの小品も気になったら、本編を手にとってねというスタンスなので、読んだことのない作品は理解するのが大変かも。本書で注目すべきは、"トリニティ・ブラッド"ですね。安井健太郎さんの手で見事に蘇りましたが、やはり続きが読めないのは悲しいです。星界の紋章の森岡浩之の小品は、ダークな結末が好きかも。
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借本。
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青いほうよりずいぶんマシ?
■赤のほうはまあまあ読みやすかった。なんらかの傾向はあるの?
■「レンタルマギカ」はおもしろい設定。
■「消閑の挑戦者」も。しかしこの設定で長編やシリーズを書くのにはかなり苦心が必要そうだ。
■「いつものように爽やかな朝」はちゃんと短編している。もうひとつの「物体O」ってとこか。
■総じてキャラやその行動以外についての描写がないのでいろいろイメージしにくい。補うのがイラストということか。
■戯曲/レーゼドラマとして考えるといいかも。
■青赤の2冊が見本だとしたら失敗かも。ファンブックてことかな。
2011.10.02読了