孫正義 「リスク」を「成功」に変える28のルール

著者 :
  • KADOKAWA/中経出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046002372

作品紹介・あらすじ

大胆不敵すぎる!破天荒すぎる!!なのに、孫正義だけが勝ち続けているのはなぜか?それは、成功するためのルールを持っているから。さまざまな事業を支えてきた元ソフトバンク社長室長がだれも知らない勝利の秘密を解き明かす!

感想・レビュー・書評

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  • 孫正義さんの行動パターンや考えが少し見えて面白かった。
    言葉カードで企画を考えるの参考になる

  • 参考になったこと
    ・とにかく手を動かす。
    ・高速でpdcaを回す。
    ・目標設定の方法
    など

    かなり意識高い方向けだと思いますが、
    自分の立場に落とし込んで読むと
    読みづらい訳ではないと思います。

    ただ、自分の経験をそのまま書いてるので
    参考になる、ならないは五分五分でしょうか。

  • 孫正義がなぜここまでの成功に至ったのかを、元ソフトバンク社長室長である三木信雄さんが書き記している。
    孫正義さんが努力してきたのは、とにかく仕事に対する思いが強かったから。
    そして、失敗を繰り返してきたからだと話している。例えの表現で、印象にあるのは、「鮭のように卵を何千個産んでも、大人になる鮭は数匹だ。」という比喩表現に成功するのは数を打ってからごく僅かだということに納得してしまう。そして、いかに失敗する数を増やすかが、キーになる。
    僕自身、計画するというものは、個人的にあまり得意としていないし、苦手な部分ではあるが、孫正義さんの事業計画書通りにSoftbankは軌道に乗ったと書いてあり、驚愕した。
    「300年分の事業計画をエクセルシートに書いていったら、巻物のように長いものとなってしまった」と書いている。「計画はお守り」という言葉は、まさにそうで、これがあれば成功するというものを作っていたからなんだなと感じる。
    僕自身も、事業を始めることになるので、早速取り組んでみることにする。そして、失敗経験をどれほどできるのかを楽しみながら挑戦しようと思えた。
    個人的にとても読みやすい言葉遣いの文章で、すぐにでもサラッと読める。

  • 作者は、孫社長に仕えてチャンスとも思えない便利屋の仕事が、プロジェクトマネージャーとして活躍するためのベースになった。
    マズローの欲求五段階説には、晩年に6段目を提唱。5段目の「自己実現の欲求」から自分自身のエゴを超えて、目標を達成することに集中し、企業、地域、国家などのコミュニティーの発展を願う「自己超越欲求」
    孫正義の事業選択の基準は、プラットフォームになる、No. 1になることができる、すでに成功が証明されている事業。
    どんなことでも10秒考えればわかる。10秒考えてもわからない問題はそれ以上考えても無駄。

  • 微妙

  • 生き方、決断、仕事術、逆転。

  • 本書は、ソフトバンクの孫正義が持つという成功のためのルールを間近に見てきた筆者が紹介するという触れ込みですが、実際の決断なりがケーススタディで示されている訳でもなく、中立的な検証・批評がなされているわけでもなく、内容は礼賛的で、一般化された表層的な心得なので、特に説得力があるとも言えないものでした。

    <ポイント>

    ・運をよくしてチャンスをつかむ為には、相手から声がかかるように種まきをする。
    ・10年、1年、1月、1週、1日とブレークダウンした目標を持つ
    ・小さな成功の積み重ねが自信になる
    ・依頼を受けたら即座にやると決め、チャレンジすることをまわりに宣言、細かく自信が持てる単位に細分化し、その単位ごとに時間をかけてじっくり準備する
    ・ピンチの時こそ、既存事業や新規事業の中で成功している要素を見つけ、それを可能な限り急速に拡大させる
    ・日頃会っていない友人から新しい発想やアイデアをもらう
    ・幅広い知識や視野を持つため、必要なことは、専門家から学ぶ
    ・ロールモデルを見つけて、やり方を徹底的に研究・実践する
    ・成果が出ない場合、一度撤退し、別のアプローチで再度調整する
    ・必ず成功するビジネスモデルがあれば、お金は集まってくる
    ・どのように事業を維持・発展できるかを常に考える
    ・今日できる仕事と明日以降の仕事を分け、前者だけをすべてやり尽くす
    ・リーダーシップの基本は、目標を決めて役割を振って、責任を取ること
    ・失敗する可能性が高いプロジェクトこそ、進んで参加する
    ・企画力は、面白いキーワードを気楽に組み合わせることから養う
    ・定例会議を進捗管理のペースメーカーとして活用する
    ・難しい資料は一泊二日で、一日目に全体を荒削りで、二日目に細部を仕上げる
    ・押し付けられた仕事こそ何かを学ぶつもりで全力を注ぐ
    ・仕事は個人ではなく、プロジェクトとして引き受け、その観点から何ができないかを知り、必要があらば外部から人を連れてきて解決する
    ・会議は情報と決定事項に分け、取りまとめた内容(合意・決定事項、議事録、次回日程含む)を成果物として可視化する
    ・やりたいことには積極的に口を出し、言葉にしたことは必ずやり遂げる
    ・反対意見は考えるきっかけとしてしっかり聞き、説得できるまで企画を煮詰める
    ・自分の意図は変えずに、周りの人と合意できる案を探す

  • 孫正義さんの秘書が短で孫正義さんの行動から学んだことをわかりやすく書いています。
    企業のトップだから、孫正義だから出来た事ではなく、自分達の立場でも学べること。
    悪く言えば、自社の社長の行動からでも学べることだが。

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著者プロフィール

1972 年、福岡県生まれ。東京大学経済学部経営学科卒。三菱地所㈱を経てソフトバンク㈱に入社。27 歳で同社社長室長に就任。孫正義氏のもとで「ナスダック・ジャパン市場開設」「日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)買収案件」「Yahoo! BB 事業」などにプロジェクト・マネジャーとして関わる。2006 年にジャパン・フラッグシップ・プロジェクト㈱を設立し、同社代表取締役社長に就任。同年、子会社のトライオン㈱を設立し、2013 年に英会話スクール事業に進出。2015 年には英語学習1年完全サポートプログラム『TORAIZ』(トライズ)を開始し、日本の英語教育を抜本的に変えていくことを目指している。また自社経営のかたわら、東証一部上場企業、マザーズ公開企業をはじめ複数の取締役・監査役を務める。その一方で、厚生労働省年金記録問題諮問委員など、公職も多数経験。著書に、『すごい「数値化」仕事術』(PHP 研究所)、『[新書版]海外経験ゼロでも仕事が忙しくても「英語は1年」でマスターできる』『【新書版】A4 一枚勉強法』(ともにPHP ビジネス新書)ほか多数。

「2023年 『孫社長のプロジェクトを最短で達成した 仕事が速いチームのすごい仕組み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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