「偏差値29→東大薬学部」「開成→東大医学部」の夫婦が教える受かる技術

著者 : 杉山奈津子 タケ氏

• KADOKAWA (2016年1月22日発売)

作品紹介・あらすじ

「偏差値２９でクラスでビリ」だった妻と、「開成から東大理３現役合格の夫」。彼らに共通する勉強法、そして異なる勉強法は何なのか？　それぞれの「いいとこどり」のこの勉強法を知れば、成績アップは間違いなし！

「ビリ妻」＆「エリート夫」
２人の勉強法を徹底紹介！

【妻の受かる技術】
・受験勉強を始めたのは高３から
・予備校に通わず完全に独学
・まず過去問をみて大学の傾向を確認してから勉強する
・電子辞書、計算機を使って効率的に勉強する
・スマホ・携帯は「見えない場所」に置くのが鉄則
・勉強で消しゴムは使わない　ほか

【夫の受かる技術】　
・勉強時間は１日最大６時間
・高１から東大合格率100％をうたう塾へ通った
・参考書・問題集は絶対にネットで買わない
・英和辞典は紙の辞書を使うべき
・小学生の習い事はそろばんが史上最強！
・模試は単なる復習材料、一喜一憂しない　ほか

【目次の一部】
・勉強の環境編
勉強の場所は「自分の部屋」が最適
勉強机の上は整理するな！
２人とも本は読んでいない。東大国語は漫画で通る！
受験最大の敵「なんとなく携帯」完全対策法
・道具の活用編
計算は作業！　電卓を使って瞬時に終わらせろ！
文房具事情！　ノートは大量、シャープペンは１本
普段の勉強で消しゴムは使うな！
・睡眠・食・健康編
睡眠はぐっすりと！　夜勉は効率が悪い！
寝る前の５分間が超重要
・受験生の「親」編
母親の口癖「やれば出来る」が私の人生を変えた！　
２人とも父親から進路についての話は一切なし　　
・基礎的ノウハウ編
まず過去問をやれ！　過去問は大学の「募集要項」
「得意科目」を上げるより「苦手科目」に集中すべき！
「言葉の読み方」なんて正しくなくても合格できる！
受験で最も役に立った「間違いノート」とは!?
・やる気を出すコツ編
１秒でやる気を生み出す「名言ノート」
・脳科学的暗記術編
ハーバード式最強の暗記法「チラポイ法」
覚えたいものを壁に貼るなら、まず暗記しないと無意味！
問題集・参考書「これが定番！」ほか

感想・レビュー・書評

[imoさんの感想 · 2021年4月24日]

•東大数学偏差値29、合格ED判定から、浪人生活も含めて、2年間で東大理2に受かった妻と、開成中、開成高で10番以内→東大理3→理3を4番の成績で卒業したという、夫の学習法。また、両者のご両親の教育法もところどころ書かれてあり、参考になった。

•学習法は、人それぞれあると思うが、暗記法、学習環境の作り方が参考になった。

•親の子供に対する教育方針、コミュニケーションが6〜7割子供の学力を決める、と思う。後の3〜4割は、子供の努力、やる気、戦略の立て方だと思う。

[amazonrevierさんの感想 · 2016年7月14日]

和田秀樹の主張する勉強法と同じような内容。
まずは過去問。
ハーバード式最強の暗記法「チラポイ法」

[瞑幻舟さんの感想 · 2016年4月8日]

田村のｾﾝﾀｰ試験現代文/代々木ﾗｲﾌﾞﾗﾘｰ(絶版)
=田村の現代文講義
出口シリーズ
出口のシステム現代文解法公式集/水王舎
古文単語ゴロゴ
大学への数学1対1対応の演習/東京出版
　　　〃　　新数学ｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞ演習
物理教室/河合出版(ｴｯｾﾝｽの次)
物理重要問題集/数研
難問題の系統とその解き方/ﾆｭｰﾄﾝﾌﾟﾚｽ
為近の物理基礎&物理
*英語頻出問題総演習/桐原
*灘高ｷﾑﾀﾂの東大英語ﾘｽﾆﾝｸﾞ
*英語長文問題精講/旺文社
英文要旨要約問題の解法
英文和訳演習中級編/駿台

[pumpkindadさんの感想 · 2016年4月4日]

具体的に受験生目線でアドバイスされているので、受験生本人が実践に移しやすいのではないかと思った。

著者プロフィール

杉山奈津子（すぎやまなつこ）
杉山塾代表。
1982年、静岡県静岡市に生まれる。静岡雙葉高校3年時の実力模試は「偏差値29」だったが、独学勉強法で1浪後、東京大学理科二類に合格。2006年、東京大学薬学部を卒業後は、作家、イラストレーター、心理カウンセラーとして活動。現在、1児の母。中学生の頃から双極性障害（躁うつ病）に苦しみ、大学卒業後も闘病体験がある。
2020年、静岡市内に「杉山塾」を開き、小学生～高校生の学習塾代表として活動中。
「AERA dot.」で連載を持ち、心理カウンセラーとしての講演活動も行う。著書は10冊以上。『鬱姫なっちゃんの闘鬱記』(講談社)、『偏差値29の私が東大に合格した超独学勉強法』(角川SSC新書)、『偏差値29から東大理II合格　東大ママのラク＆サボでも「できる子」になる育児法』（朝日新聞出版）などがある。



「2022年 『東大ママの「子どもを伸ばす言葉」事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」