- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046022981
作品紹介・あらすじ
はじめに
1 いつか一人の住まい考
安全安心がほしい/シニアの半都会生活/年を重ねても快適な家って? /ずっと住まない可能性 など
2 町の古マンションをリフォーム新生活 老朽マンション直しました
ビフォー/水回り/風呂/洗面台/トイレ/キッチン/リビング/寝室/階段下収納/下駄箱/ふとんも入るクローゼット/ギャラリー風本棚/書斎コーナー/マンションの探し方/中高年マンションリフォーム
3 好きな町で叶える小商いの夢 戸建て派はリノベで夢をつかむ
ビフォー/2Fリビング天井/屋根裏部屋/クローゼット/テレビコーナー/納戸を書斎に/和室/ふすま貼り替え/店舗/タイル/シャッター/ウッドデッキ/トイレ/キッチン/洗濯機/タイルデコレーション/洗面化粧台/バスルーム/トイレ/耐震/屋根の補修/白アリ/老朽ガス管/生き甲斐追究型リフォーム
4 建築家と考える安心、安全な住まい この工事をしませんか?
5 失敗しないリフォーム
失敗しないリフォームのコツ/口コミ/連絡/予算/追加工事/書面/通う など
6 英国シニアの家づくり
庭/キッチン 手間を省く、安全を確保
7 お金について
住宅ローンの考え方/制度活用 など
あとがき
感想・レビュー・書評
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借りたもの。
中古物件を購入してリフォームし、長く住み続ける事を、イギリスの中古物件事情を紹介しつつ、提案している。
実際の中古物件のリフォームの前と後を紹介し、かかった費用なども紹介。
「住みたい家を少ない費用で作り出す」というヨーロッパの考えを推奨。
冒頭、自宅で温泉気分を満喫しようと、御影石で作った風呂は老いた今となっては滑りやすく転倒の恐れがあるとして、物置小屋をリフォームして新たな風呂を作った事例…
終の住処として家を考えたとき、また若い世代のライフスタイルの変化と照らし合わせて、住みやすさ、求められる間取りは大きく変化することを実感する。
イギリスでの中古マンションの探し方はある程度日本でも通じると思う。
…都心部に密集する日本では眺望は多少、妥協せざるを得ないケースもあると思うけれど。
現場の立地条件を確認、月々のローンと賃貸時の家賃は最低同額に、気に入った物件はその場で申込書を書く、セカンドオピニオンはプロに任せる。
…つまり、大前提として「古くても“良い物件”選ぶこと」が重要。
持ち家を年齢や変化した家族構成に合わせたリフォーム。
自身の夢を叶える(店を開く)ための投資としてのリフォーム。
どれもワクワクさせるもの。
しかし、読んでいるとイギリスのリフォーム代(100万円代)は日本のリフォーム代と比べて安いのでは?
リフォームの度合いにもよるのだろうけれど、何だかストレートに受け止められない……
報道などでは、タワマンや再開発のメリットを高く評価するが、こうした中古物件をリフォームして住みよい家を作る、という考えも大切ではなかろうか?投資物件とは異なり、人間の営みが維持される。
日本はますます少子化するので、空き家問題は既に顕在化している。タワマンを作るよりも、都市部の空き家の活用の一環としてのリフォームは有効手段ではなかろうか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者プロフィールの情報がないのですが、国内外に複数軒の不動産を購入し、リフォームと貸し出しを繰り返しているとの内容から、不動産経営の観点から読むとなかなか有益な本です。
一見、多数の写真が並ぶ「RoomClip」みたいな本に見えますが、老後の独居を想定した家探しとリフォームのポイントについて述べている本としてみれば発見は多いかもしれません。
私自身不動産経営をするので分かりますが、サラッと述べられている配管やシロアリ対策など、見えない部分への施工チェックポイントなどは、意外に暗黙知の領域なので、リフォーム前後の写真が載っているのは有益です。
また、「60歳を過ぎると守りに入り高額の費用を出すことに抵抗を感じるようになるから40代で家を仕込み、今後30年をそこで過ごすためのリフォームを手がけていけ」との言は大いに参考になりました。これまではC/F、B/Sの観点でタイムスケールを見て意思決定していましたが、なるほど、経営する側自身の心理的変化も大いに計画上考慮しておく必要があるなと、気づきがありました。 -
リフォームしながら住み続ける。
そうだよなぁ。って思います。
で。やっぱり部屋って年齢でるよね。笑
見てすぐ、この部屋の住人若くないな。って思うのあるよね。
小物とかもそうなんだけど、一昔前流行ったカントリーというのか?アンティーク?ってのかな?
あーおばさんだな、この家。
ってソッコーでわかる。多分、おばさん界ではオシャレな羨ましいお部屋なんだろうなってのは伝わるけど、おそらく50、、60以上でさらにこういうのが好きじゃないとなぁ、ってのと。
普通にセンスないような気がするのは私だけでしょうか。 -
イギリス風リフォームマンション、一戸建てのノウハウ本 。イギリス在住歴の長い著者が、一人住まいのためのリフォーム方法やノウハウを自宅の事例を使って紹介する。
日本人は新築物件を欲しがるが、中古物件を購入して自分が使いやすいようにリフォームするという方法もある。 間取りや動線などをよく考えて、自分が長く住める家にするのがリフォームのコツのようだ。色々参考になる考え方や写真も綺麗で読んでいて楽しかった。今後の参考にしたい。 -
いろいろ工夫された間取りを見るのは楽しい。若い頃は、フローリングに憧れ生活したが、それを経て今は畳派‼️子供もすっかり畳派になった。
どんどん気力、体力が衰えることを考えれば、早めに筆者の言うごとく、「身の安全」「お金の安心」「心の平安」の三つのポイントで見直すことが大事と思った。 -
2019年10月20日に紹介されました!
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今まだあまり考えていなかったのだが、私が生まれた家を兄が、老朽化の為に、改築、もしくは、リノベヘと、しないといけなくなったと、話が、持ち上がった。
釘1本もなく建てたと、聞いていた家だが、建坪は小さいながら、只々、廊下があり、トイレも、昔の男弁所と女便所に分かれており、階段も表階段と裏階段の2つ、箱庭には、灯籠・・・・
2階の座敷には、大きい床の間と違い棚・・・
さてさて、見積もって貰ったら、2,500万円とか、、、、
もう、人生も残り少なくなって来るのに、この費用は、大きすぎる。
この本では、どのように考えているのか?と、手に取ったのだが、、、、
わが家も、台風21号で、壁が少しはがれてしまった。
すぐに応急処置をして貰ったのだが、、、塗装するのに、100万円と他のひび割れなどの補修は、又別途と、、、言われたら、、、、引っ越しもありか?と、考えてしまう。
改装しても、子供達は、住む予定は、0に近いのだから・・・。
兄の所も住む確率は、0である。
65歳以上の老人が、五輪以降に増加の傾向である。
家もそろそろ如何して行くべきが、考える時に来ている。
終の住居 子どもの近くは、土地値が高すぎるし、今まで、狭い住居に住むことが無かっただけに、ガラクタだけは多いが、広めの所で安住しているために、どうしたらいいのか?と、悩む次第である。
しかし、もっと早くに読むべきであったのだろうけど、私には、この本を読んでも、余り参考にはならなかったのは残念であった。