安藤百福とその妻仁子 インスタントラーメンを生んだ夫妻の物語 (中経の文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046023100

作品紹介・あらすじ

いまや世界で年間1,000億食近くも食べられているインスタントラーメンを発明した男と、その奮闘を支えた妻の、ナニワのど根性ストーリー!
2018年秋から放送開始の、朝の連続ドラマで大注目される二人の人生が、コンパクトな1冊の文庫で分かります。

感想・レビュー・書評

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  • 2018年秋からNHKで放映された朝ドラ「まんぷく」が2023年秋に再放送。それに夫婦でズッポシはまってしまい、図書館で関連本を数冊借りて読んだうちの一冊。
    読んで思ったことの一つはやはり、史実に残っている百福と仁子の破天荒な生き様と実績。夫婦揃ってなんという並外れたエネルギー、創造性、不屈の精神だろう!いやはや日本人もまだまだ捨てたもんじゃない。そう簡単には生まれてこないだろうけれど、この先ぼくらの次世代、次々世代に第二、第三の百福が生まれて来ないとは限らない。そう思わせてくれる素晴らしいロールモデルだ。二人とも。
    そしてもう一つは、「まんぷく」ドラマ化スタッフの巧みな手腕。本書を読めば、ドラマで描かれる筋書きと史実とが、所々では大きく異なることが良くワカル。そしてなるほど、ドラマの筋書きの方が、物語としてはドラマティックで面白い。しかし同時に、モデルとなった本人らと彼らが残した史実が与えるインパクトやメッセージに大きな誇張や修飾は加えない。何とも魅力的なドラマに仕上げたスタッフらの力量が窺える。

  • インスタントラーメンを発明した安藤百福と、仕事に邁進する夫を支えた妻の仁子、二人の人生をまとめた本。

    朝ドラ『まんぷく』のモデルとなった安藤百福・仁子夫妻の出会いから最期の時までを簡潔に描いています。

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著者プロフィール

大阪芸術大学卒業。著書に『江戸三〇〇藩城下町をゆく』(双葉社)、『戦術の日本史』(宝島社)、『牧野富太郎~雑草という草はない~』(角川文庫)、『戦艦大和の収支決算報告』『太平洋戦争の収支決算報告』(彩図社)などがある。雑誌『Shi-Ba』で「ニッポン地犬紀行」、web「さんたつ」で「街の歌が聴こえる」を連載中。

「2023年 『ウソみたいだけど本当にあった歴史雑学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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