冷徹と誠実 令和の平民宰相 菅義偉論

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046050809

作品紹介・あらすじ

2020年9月、菅義偉氏が第99代内閣総理大臣に選出された。

官房長官時代に「令和おじさん」と親しまれた一方、いまだその人間性や国家観がわからない、という向きもある。本書は菅総理の「知恵袋」と称される経済ジャーナリストが、緻密な取材を通じてその核心へと迫っていく。

横浜市議選で初当選して以来、胸に秘めた政治信条とは何か? 総務相時代、なぜ「ふるさと納税」という驚愕の制度を1年でつくり上げられたのか? 7年8カ月にわたって安倍政権を支えた誠実さと、官僚人事に見られる冷徹な戦略性は、どう両立しているのか?

そして総理になった菅氏は、この日本の何を壊し、何を護ろうとしているのか? 菅氏本人はもちろん、政・官・財のキーパーソンの肉声や、初公開の秘話をふんだんに収録。これからの日本政治を読み解くうえで必読すべき、渾身のルポルタージュ。

【目次】
プロローグ 手土産は秋田の稲庭うどん
第1章 三十年ぶりに誕生した「平民宰相」
第2章 初選挙の横浜市議選で学んだこと
第3章 霞が関で「菅義偉」の名前が轟いた日
第4章 もらった恩義を絶対に忘れない男
第5章 菅官房長官は誰と戦っていたのか
第6章 壊すべき日本と護るべき日本
終章 人を裏切らない――奇跡の四分十七秒
エピローグ 「自助」の本質は「意志」である

感想・レビュー・書評

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  • 民主党支持者でもなければ自民党支持者でもない立場から一言。
    本作著者は菅総理のお友達で、見事な提灯持ち内容に終始。一言いって駄文である。冷静な分析もなくただ称賛するだけのジャーナリストとは名ばかりの読み物です。

  •  1月31日、愛妻の日。心では感謝しつつ、口ではその思いをたま~にしか出せない照れ屋の団塊の世代ですw。財部誠一 著「冷徹と誠実」、2020.12発行。令和の平民宰相菅義偉論です。「自助・共助・公助」の理念のもと、「縦割り・既得権・前例踏襲の打破」に、そして前代未聞のコロナの嵐の沈静化に宜しくお願いいたします。私は冷徹という言葉より冷静という言葉がいいと思いますがw。空手に取り組んだ同じ団塊の世代、応援しますw。政治家は人のアラ探しはしないで、政策に生きて欲しいです。100点の人間は多分いないのですから。

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著者プロフィール

1956年東京都生まれ。80年、慶應義塾大学法学部を卒業し、野村證券に入社。その後、出版社勤務を経て、95年に経済政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」を設立。テレビ朝日系「サンデープロジェクト」「報道ステーション」などに長年にわたって出演。金融・経済誌への寄稿も多数。2015年、脳梗塞で倒れるが、リハビリを経て完全復帰。現在、BS11「タカラベnews&talk」に出演中。『京都企業の実力』『ローソンの告白』『農業が日本を救う』『中国ゴールドラッシュを狙え』など、著書多数。

「2020年 『冷徹と誠実 令和の平民宰相 菅義偉論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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