こちらパーティー編集部っ!(7) トラブルだらけのゲーム、スタート!! (角川つばさ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784046316424

作品紹介・あらすじ

七ツ星学園でやっと王子を見つけたゆのだけど、三ツ星学園に帰れないことに!! 優勝すれば願いをかなえてくれる七ツ星祭のゲームに参加するしかないよ! え、王子は「契約」している真織さんとゲームに参加ー!?

感想・レビュー・書評

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  • 王子と会えてよかった

  • 夏休みに入ると読書のペースもガクンと落ちるよね…。基本私は通勤時間に読書するので、夏休みに入っても出社日数は変わらんので、読書量も変わらんはずやのに、なんでやろ…。

    (あれやな、マルツケに追われすぎて寝不足→通勤で寝てしまう、ちゅうやつかな)

    さて、そんな具合で、かなり急いで読みました。(わりと、いつもか?)


    雑誌を作るというテーマだけで何冊も書くというのもすごいな、と、思っていたら、7冊目になると雑誌を作る過程はさらさらっと流されてた(笑)。
    しかも今回は灰塚先輩はオフセ印刷をするという(しかもホログラム付きフルカラー)、同人作家としては
    「いくら、使ったん!?」
    と、叫びたくなるような話やったけど、実際、すごい金額を使ったみたい(笑)。そりゃ、そーやろ、と、思うけど、もしかして灰塚先輩オカネモチくんか!? ボンか!? と、さらに期待したけどそんなことはなかった。普通やった。
    灰塚先輩と柴村さんはどんどん毒気が抜かれて(後から出てくるキャラの方が濃ゆくなるもんね…)すっかり普通のいい人になってる。(*´з`)

    逆にまったくキャラがブレないトウマ先輩はフレキシブルに動けるしかなり好き。
    でも今回は、便利なキャラにさせられすぎかなあ。はっちゃけたことでもトウマ先輩がやったらオッケーみたいなノリ。

    (そもそも、三ツ星と七ツ星を自由に行き来してるしやな)
    (それができるならゆのと王子も行き来したらエエやんと。笑)

    宝さがしのくだりは面白かった。
    寮長はもっと闇深い人なのかと思ったら、単なる執事キャラでおいおいなんかカワイイなあと。ちゅうか本名は何なのか。笑

    そういえば、このシリーズにこういう執事キャラはいなかったね! 著者はキャラ設定がうまいよなあ。

    つばさ文庫で大丈夫かと心配したくなるぐらいの王子のエロエッセンスたっぷりの攻めっぷりと、だんだんそんな王子に同情したくなるほどのゆのちゃんのツンデレぶり(違うか)に、若干イライラしながら(笑)読んだ。
    ここはもう素直にくっついといたらエエんちゃうん。くっついたら即一線超えるわけでもあるまいし。
    (いや、王子ならやりかねん)


    いやいや、でも、王子もフラッとどっか行くし、このふたりはブレへん自分を持ってるよね。ある意味コンビとしては最強。

    そんな具合にみんなやりたい放題なので、「パーティ」について真面目に悩んでるしおりちゃんが気の毒になってくるわ~。なんだかんだでしおりちゃんは真面目。
    ほんで、エンマはどうなるんやろう。どうすんのこの子、簡単に会長に取り込まれそうやけど?

    とりあえずゆのちゃんは三ツ星学園に帰ってくるようなので(住処はともかく)、次回は三ツ星学園を舞台にした話に戻るのかな?
    アシュラム王子と寮長のその後と、美馬瀬さんの動向も気になるけど、ここはとりあえず終了?
    それともトウマ先輩のご都合設定でまたなにくれと絡んでくるんかな。

    まあまあ、軽い感じで次も楽しみにしよう。

  • ・七つ星学園から、出るところが面白いです。わけは、いろんなことがあって面白いからです。
    ・いろんなてんかいがおきておもしろい。わけは、はらはらどきどきするところがすきだからです。

  • つばさの新刊 その1

    つばさの新刊で~す

    2016/10/06 更新

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著者プロフィール

東京都大田区在住。「こちらパーティー編集部っ!」で第2回角川つばさ文庫小説賞一般部門の最高の賞である《大賞》を受賞し、作家デビュー。射手座のB型。趣味は旅行と食べ歩き。ごはんはいつもおかわりします。好きな言葉は「想像力より高く飛べる鳥はいない」「迷った時は前に出ろ」。

「2023年 『七色ギフテッド! 天才だらけ!? 学校生活はがけっぷち!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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