産後クライシス なぜ、出産後に夫婦の危機が訪れるのか (角川フォレスタ)
- 角川学芸出版 (2013年11月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784046539335
作品紹介・あらすじ
「産後クライシス」とは、産後における育児や家事をめぐる夫婦および家族間の崩壊の危機の総称。この危機やすれ違いはなぜ起こるのか、またどうやったら乗り越えられるのかを、夫婦問題の研究家である著者が解説。
感想・レビュー・書評
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★きっかけ
夫への愛情激減、セックスレス…まさに産後クライシスなのではと感じているので。
★印象に残った内容
◎イクメン神話は捨てる
→顔よしセンスよし稼ぎよし家事できる育児できる…そんな人は身近にゴロゴロいる訳ではない
◎配偶者に対する愛情実感
・妊娠期74.3%→1歳時期36.8%
・(夫)74.3%→54.2%
◎産後のホルモンバランス
・乳腺の発達→授乳中に妊娠しないように性欲なくす
◎自分が幸せな家庭を築くという覚悟を持つ
→夫に幸せにしてもらおう、という考えを変える
◎イクメンよりも理想の母親、妻にシフト
→意識を夫から、「理想の母親、妻になる」と自分軸に変える
◎家のことが分かるのは当たり前。それを逆手にとって偉そうにしない。
★感想
相手を変えるよりも自分の考え方を変えた方が良い、という内容。
セックスは夫婦の義務ってあったけど、義務だと思うと今はめちゃくちゃ嫌悪感あるな〜〜
家の中のことが分からない様子。そこに自覚がない!やる気がない!とイライラせずに、分かってもらえるようにフォローする。
今、嫌だからと夫を避けてるとこの先傷が修復できなくなる、自分に返ってくるのか…
子ども預けて、デートでもするかーー(^-^;
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とても残念な内容でした。全体的に妻を責めるような内容です。
夫の気を引き続けるために産後どんな状態でも夜の営みのことは忘れるなと言ったことが何度も書かれていて、辟易しました。正直第1章で限界でしたがもったいないので一応最後まで読みましたが、作者が産後クライシスで離婚歴があるとは思えないほど、夫だけをヨイショし、妻の対応ばかりを責める内容でした。 -
恐怖を感じ、自分を振り返るきっかけになるので全男性に読むことをおすすめしたい。
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産後クライシスに陥った人々の例が沢山載っている。話さなくても察して欲しい、は通用しない。やはりコミュニケーションがとても大切。
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結局、コミュニケーションをいかに取り合うのかっていう点に尽きるのだなという気持ち。どれだけ「言葉」にして伝えられるか。察してくれないは悪だなと再認識。
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2014.3月 市立図書館
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興味本位に読みましたが内容が薄い。女子大生の卒論のよう。目前にある悩みをカテゴライズ化し、時代背景に照らし合わせ、さも分析したかのように見せかける。何が解決するのでしょう。著者の肩書きが、夫婦問題研究家というのもまたすごい。