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- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047032187
感想・レビュー・書評
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気になる武将のだけ拾い読み。幼くして父を亡くした甥の養育をについて書く三好長慶、死の四年前に実質的な遺書を書いていた龍造寺隆信、辺境の領地などより名のある茶器が欲しかったと冗談めかすなかに本音をちらつかせた滝川一益、まだ見ぬ香宗我部親泰に秀吉打倒の助力を求める織田信雄、一度配下についたからにはとことん姿勢をみせ、蜂須賀正勝に秀吉へのとりなしを謝す長宗我部元親、息子信之へ十余年来の思いのたけを話し合いたいと書き送った真田昌幸。それぞれの人生の一場面、一断面を切り取り示してくれるやりとり。人間くさく、端的にその人となりをあらわしてくれていて興味深い。
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