歌舞伎の見方 (角川選書 432)

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  • KADOKAWA/角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047034327

作品紹介・あらすじ

歌舞伎鑑賞に必要なのは知識ではない。学ばなければならないことがあるとすれば、出雲のお国以来続いている感覚の源泉だけだ。この魅力の源泉「官能のしたたり」は、役者のなかにも、音楽のなかにも、小さな道具のなかにも隠れている。「助六」(「助六由縁江戸桜」)、「忠臣蔵」(「仮名手本忠臣蔵」)、「寺子屋」(「菅原伝授手習鑑」)、「熊谷陣屋」(「一谷嫩軍記」)など40余の演目を中心に、歌舞伎ならではの演出や見どころ、役者の魅力を妙趣に富む文章で紹介する、至上の歌舞伎鑑賞案内。

著者プロフィール

演劇評論家。1936年、東京生まれ。初めて歌舞伎を見たのは6歳のとき。中学生の頃から芝居を見るたびにノートをつけるようになる。古典に限らず、現代劇や舞踊についても、どこをどう見るべきなのか、積み重ねてきた方法論はとても理論的でわかりやすい。『女形の運命』で芸術選奨文部大臣新人賞、『娘道成寺』で読売文学賞、『四代目市川團十郎』で芸術選奨文部大臣賞。著書に『歌舞伎ナビ』『能ナビ』(ともにマガジンハウス)など多数。

「2020年 『文楽ナビ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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