鉄道という文化 (角川選書 452)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047034525

作品紹介・あらすじ

1830年、イギリスに鉄道が開通し、世界は大きく変貌していく。鉄道の誕生により人々の生活はどうかわったのか?社会はいかに変容したのか?人間と鉄道のかかわりを、文学作品、新聞記事、評論、写真、絵画、デザインなどのさまざまな文化的表現の中に探る。鉄道を文化として捉え、その歩みを日本との比較を軸にグローバルな視点でたどった意欲作。

感想・レビュー・書評

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  • 戦前までの鉄道と文化・産業の関係を世界レベルでまとめた一冊。鉄道の成立から鉄道の黄金期であった戦前までが話の中心。
    欧州各国の政治・経済・産業構造が各国の鉄道のスタイルに大きな影響を与え、それが日本の鉄道にも影響を与える。反対に鉄道が文化や政治・経済に影響を与える。それらをデータや引用を交えながら多面的に紹介している。
    鉄道と戦争の関係も少しだけながら紹介。なかなかの良著。

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著者プロフィール

1939年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。三菱商事を経て,2006年までセ・デ・ベ・ジャポン代表取締役。2005年以降は近代史・鉄道史をテーマに著述業を本格化。鉄道史学会会員。著書に『流線形列車の時代』,『文豪たちの大陸横断鉄道』,『鉄道技術の日本史』,『新幹線はなぜあの形なのか』,『鉄道快適化物語』,『鉄道高速化物語』などがある。

「2022年 『世界鉄道文化史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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