- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047041943
感想・レビュー・書評
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「「上機嫌」は、円滑なコミュニケーションのための技。」
目次
第1章 なぜ私は上機嫌なのか
第2章 上機嫌列伝
第3章 気分をコントロールするからだを作る
第4章 かつて「不機嫌の時代」があった
第5章 上機嫌の技化のメソッド
まとめ 上機嫌の作法
著者等紹介
斎藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒。同大学教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。主著に、『身体感覚を取り戻す』(新潮学芸賞)『声に出して読みたい日本語』詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
確かに接客業では不機嫌なお客様が一番困るし、時にメンタルやられます。自ら上機嫌を心掛けていきましょう。
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感想
組織のレジリエンス。構成員一人一人が正しく上機嫌でいれば自然と高まる。知見は蓄積しやがて企業文化を形作る。好循環の始まりは個人から。 -
斎藤先生の上機嫌の本は、私にとって働く教科書。前回、「不機嫌は罪である」を読み、学んだが身についていないことも多く、繰り返し復習しないとと思っている時にこの本を読んだ。
不機嫌が許されるのは、赤ちゃんと天才だけ。
本の最後にでてきた「バカと不機嫌に歯止めをかけよう」って言うのが印象に残った。そして、バカと不機嫌は紙一重だとも思う。
上機嫌をシステム化して、不機嫌な人の負のオーラに包みこまれてしまわないように生きていきたい。 -
上機嫌の技化
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不機嫌であることは、なんとなく知的な雰囲気
をまとっているという誤解があります。
よく会社のお偉いさんにいますよね。「俺は現
状には満足してないんだ。もっと上を目指せ!」
みたいなことを言うオジさんのことです。
不機嫌が許されるのは、赤ん坊か天才だけと斎
藤氏は言います。
上機嫌であることこそが知性ある人の行為とい
えます。なぜなら頭のいい人は「場」を読めま
す。
そしてその「場」を不機嫌さでかき回すような
無意味な行為はしないのです。
「場」をコントロールする行為は、上機嫌であ
ることが前提なのです。
では上機嫌とは、どんな状態であるのか。ただ
ニコニコしていればいいのか。
「常に上機嫌であれ。それはこういう状態です」
という内容が理解できる一冊です。 -
「ふっきり上手」
①断言力
「……にもかかわらず上機嫌」
一つの事実として確定、肯定し、次にいく
②想像力
③自分を笑い飛ばす力
自画自賛 -
どちらかというと導火線が短く、不機嫌になりがちな私が読むべき本。上機嫌は技化できるとのことで、呼吸法や人間の三大欲+身体を温めること、身体を使って相槌を打つ、など意外と心構え以外のアプローチも多く、積極的に取り入れていきたい。不機嫌で許されるのは子どもと天才だけとあり、一般人ど真ん中の私はちゃんと自分の機嫌は自分で取らなければ。アンガー・マネジメントの本も読もうかな。
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本当にできる人は上機嫌。上機嫌は、自分にとっても周りにとっても良いことしかないので、上機嫌でいましょうと言う本。
上機嫌力は自分で高められるので、呼吸を整え、常に上機嫌でいることを心構える。難しいようで簡単だ。