- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047100541
感想・レビュー・書評
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不運の先には幸運が待っている。不運と幸運は糾える縄の如く表裏一体である。不運と思いきやそれが幸運に働くきっかけとなる。逆もしかり。まさに人生は人間万事塞翁が馬である。
表裏一体の考え方は会計のバランスシートに共通する。バランスシートは会計だけでなく様々なことに応用可能であるが、この本では歴戦練磨の勝負しが、運について応用し考え行動してきたことが示されている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者米長さんの人生哲学に触れることが出来て、とても興味深い本です。最近、幸運の女神の笑顔を拝謁していないと思う方は、ぜひ一読を。
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マッキンゼーが採用したい人材は、考えることが本当に好きな人間だと聞く。棋士とは体重が減るくらいに物を考える職業であって、そういう人が人生について書けば、言葉言葉の端々に深い思考の爪痕が宿る。思考が説得力となるのはどの世界でも同じなのだろう。
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ああ、こういうおじさんだなと改めて思った
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不運はプラスにしか進まないと言うこと。
っと言うことより、将棋の世界を垣間見る本として面白かった。
羽生さん辺りがそこら辺のおばちゃんでも知っているような時代よりちょっと前の話が中心だがプロ将棋師のすごさが書いてあったりなかなか面白かった。
将棋は良くわからんが、対局を見る目が変わる1冊でもある -
幸運 とは 櫻 が 満開
不運 とは しっかり
根 を 伸ばして いる事! -
不運は幸運の根源。ある出来事を不運とするか幸運とするかはその人次第。
厳しい勝負の世界を生き抜いた著者の言葉だからこそ心に響いた。
最後の章では、普通なら不運と嘆くような出来事を幸運にした著者の実体験が書かれていたのも良かった。 -
不運は、幸運と表裏一体の関係である。
「幸せな40年と厳しい20年」
勝った時、負けた時に何をするか。
運も不運もトータルで判断する。
失敗や敗北の言い訳をしたり、負け惜しみを言ったり、過去を振り返って悲しんでいてはいけない。
そんな暇があったら、原因を突き止めて次の戦いに備えるべきなのである。
勝っている時には負け将棋を並べ、負けている時には勝ち将棋を並べる。
「長考に妙手なし」 -
「幸運」と「不運」は表裏一体。人間万事塞翁が馬がよくわかる本。
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負けがあるから勝ちがあるように、不運があるから幸運があるのよ。