- Amazon.co.jp ・マンガ (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047261457
感想・レビュー・書評
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主人公の女の子はナイキの大きなサイズの靴を履くことで、大人の女性に変身する。
ふしぎなメルモ、バンパイアのように、手塚治虫が得意としていた、自分が自分でなくなるような変身もののわくわく感がある。
また、天上界?をまもるお母さんは、働くお母さんのようで、現代的でもあり、古代的な感じもして。
女性作家らしい女の感性と、劇画的なコマわりのハイブリット。
色々な漫画のもつ面白い要素がミクスチャーされた、昔の少年漫画がもっていたようなダイナミックな魅力が備わった、楽しい作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表紙に惹かれて手に取りました。魔法が楽しい!きらきらしてる!乱ちゃん、家族のみんなやちょっと出番の担任の先生まで魅力的です。ママさんが単身赴任で世界を守っていたり、魔法は使えるけどなかなか望みが叶わないみんなが好きです。続きが楽しみです!
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この人の書く男の子も女の子も素敵すぎて、どのタイトル読んでもきゅんとする。絵も大好き。全巻あつめたい。
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不思議とラブと魔法のつまった本!
もう読んでてワクワクすること必至です。
ああ、もうなんだかワンダーランドに来たみたい!-
「ワンダーランドに来たみたい! 」
へー
表紙の絵を見て、チョッと気に入ってる(マンガの大半はジャケ買いです)。。。「ワンダーランドに来たみたい! 」
へー
表紙の絵を見て、チョッと気に入ってる(マンガの大半はジャケ買いです)。。。2012/08/07
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表紙買いして久々に正解だった作品。
登場人物全員がそこはかとなくうざい(笑)のに、それひっくるめて魅力的。乱かわいいお兄ちゃんかわいい日々くんかわいいいい
乱と凰太郎が好みすぎるんだけど、日々くんも捨てがたい。
くっ付いて正解なのは絶対日々くんなのになぁ。なんで凰太郎も応援したくなるんだろう。 -
⭐︎5.0
引くほど泣いた。 最初、ちょっと最近の画風じゃないしとっつきにくいか?と思って読み始めたけど、世界観とマッチしてて凄く良かった。 莫大な魔力を持ってるのに、特定の靴を履いて大人になる魔法しか使えなくて、ちゃんと大人になることがわからないまま、事件が起きて、何もできなくて。辛い。
絵も世界観に合ってて凄く良かった。乱の成長も良い。 -
ブクログのあなたにオススメから選んだ『乱と灰色の世界 』(入江亜季)。
何か見た事のある絵だな……と思っていたら、『北北西に曇と往け』の作者さんだった。ビックリした。
雰囲気だけを見ると、手塚治虫っぽい気がしました。
とはいっても、手塚シリーズは少しだけしか触れてこなかったので、
改めて読んだ時にもしかしたら違う感想になってるかもしれません。
でも彼女の世界観は何か好き。
不思議とリアルの間のようなこの感覚が。 -
出てくる女性がみな素直で強く美しく逞しく、のびのびと自由に生きている。
入江さんの描く女性は本当に魅力的!
女性だけでなく、出てくる人みんなのことが好きになる。
恋に落ちる描写がとても良い。
「恋」のフィルターを通した時の、好きな人の周りがキラキラと輝いて見える世界がそのまま描かれていて、こちらにも気持ちが伝わってくる。
その気持ちを一緒に味わったがゆえに、
最後の穏やかな時間と、その後の寂しくも優しい時間が切ない。
読むたびに泣いてしまう。 -
魔女、魔法使いのいる世界でファンタジーなんだけど、愛について考えさせられた。
ちびっ子末っ子な主人公が、愛と生を知って大人になっていく姿に、どことなくほの寂しい気持ちにもなるんです。 -
今さらながら、登録。きれいです。絵も。言葉も。