耳刈ネルリと十一人の一年十一組 (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 い 4-1-3)

著者 :
  • エンターブレイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047261969

作品紹介・あらすじ

『大ネルリの節句』来る!それによって『大ネルリ未来記』を継承したネルリは、未来記に基づきまわりに起こる出来事を次々に言い当てていく。半ばこじつけで人の未来を決めつけるネルリに辟易のレイチ達十一組の面々だが、そんな中、ネルリは自らの死を予言した…!冬を迎えた極寒の八高で、十一組のメンバーはネルリを守りきれるのか?そしてレイチは妄想の中に描いた本当の未来をつかむことができるのか-。愛と未来と感動の最・終・巻。

感想・レビュー・書評

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  • 言葉遊び過ぎるが良い青春小説として強引にまとめた形
    3冊通してみるといろいろよれがち
    新人第一作だからというのは理由にならないが
    作者の次回作が楽しみではある

  • 終盤で全て持ってった。こんなに切なくて暖かいラストになるとは、第1巻から読み始めたときは思いもしなかった。上質なユーモアも含め、満点の読後感でした。

  • 饒舌HENTAI文体は健在なのだけれど、それ以上にウェットな文体が目につく。その哀切さが胸をつく。それで身分違いなラブストーリーやられたらグッときちまうぜ。スゲェとしか言えない自分の語彙力に不甲斐なさを感じたりもするけどそんなことよりとにかくスゲェわ。

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著者プロフィール

小説家。1978年生まれ。『耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳』で第10回えんため大賞優秀賞を受賞しデビュー。著作『四人制姉妹百合物帳』(星海社)、「耳刈ネルリ」シリーズ、『ヴァンパイア・サマータイム』(KADOKAWA)、『後宮楽園球場』(集英社)など。

「2015年 『明日の狩りの詞の』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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