作品紹介・あらすじ
世は幕末、黒船が到来し攘夷と開国で揺れる日本。世界をこの目で見るために密航を企てる武士の宮本晃市郎は、謎の者から手にした“金平糖”を口にしたことを機に、摩訶不思議な時空へ迷い込む……それは覚醒か、目覚めか。『ウルトラヘヴン』の小池桂一による幻の時代劇。
感想・レビュー・書評
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この人のコマ割のセンスとかアングルとか描き込むところとすごく大きな視点で見るセンスとか、バランス感覚がとても好きだ。
ストーリーはまぁまぁくらいの満足感だけど、あの絵がかもし出す世界観はやっぱり好きだ。
あと頭の中のあのもやっとした金平糖的イメージ(この作品ではまんま金平糖として出てきてるけど)はこの頃からあったのね。
著者プロフィール
(こいけ けいいち)
一九六〇年生まれ。漫画家。一九七六年、デビュー作「ウラシマ」で第十二回手塚賞受賞(当時史上最年少)。作品に『SPINOZA』(作品社)、『かたじけない』〔原作・神崎夢現〕『G』『ヘヴンズドア』『ウルトラヘヴン』(いずれもエンターブレイン)などがある。
「2011年 『野生哲学──アメリカ・インディアンに学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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