死神姫の再婚 -恋するメイドと愛しの花嫁- (ビーズログ文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047265899

作品紹介・あらすじ

うららかな日和のアズベルグ地方で、「春」を謳歌する者が一人…ティルナードとついに婚約することになったメイドのノーラだ。アリシアの怪我も良くなり、全員でレイデン地方へ向かう準備をしていたのだが、そこに王家から「怪奇」を主題にした仮装舞踏会への招待状が送られてくる。様々な仮装に身を包み、王宮へと渋々向かうカシュヴァーンたち一行にゼオルディスが連れてきたのは、スタンバール家の令嬢でティルの婚約者…!?赦されない贅沢と、あなただけへの「想い」を知る第9弾。

感想・レビュー・書評

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  • 今回、序章と終章が衝撃的過ぎました。教団もゼオさまも怖すぎます……。ホント、どちらもラスボス過ぎて我らが強公爵は敵うのかと本気で心配になります。カシュヴァ―ンはあそこまで突き抜けてないからなー。

    そしてついにノーラと婚約することになったティルナード。
    正直、いつの間にそこまでの仲になったの!?という印象がちょっとありました。互いに惹かれあってる描写はちょこちょこ出てはいたんですが、そこに至る過程はばっさりカットされていたので……。
    あくまで、主役のアリシア視点に重点を置いた結果なんだと思いますが。
    でも今回はティルぼっちゃんの成長がしっかりと描かれていて、1巻あたりを思い返すと非常に感慨深かったです。成長したなー。
    そして、主役夫妻含め、ライセン・レイデン御一行の絆の深さが凄く良かった。カシュヴァ―ンはさっさと、絆も幸せもちゃんと築けているんだって自覚するべきだと思います(まがお)

    今回ゼオさま絡みの事情もちらほら見え隠れしてきました。そして徐々にカシュヴァ―ンV.S.ゼオルディスの構図が出来上がってきて、いよいよ物語も佳境ってところなのかなー。
    次巻も非常に楽しみです。

  • 2022/05/13
    ノーラとティルナードの結婚の話が出たと思ったら王家から舞踏会の招待状が。仕方なく向かったライセン一行。そこでは王が発狂したり、ティルナードの婚約者を王子が連れてきたり聖女が現れたりと色々。アリシアはみんな好きな人と結婚してほしいとの思いを王子に直談判しようとするが夫と「息子」に止められる。まあ終わり良かったので終わりよければすべてよしということで。

    政治感が強かった一冊。強かったっていっても王宮いって舞踏会してたって話やけど。ライセンとルアークが散々大人しくしといてっていって聞くかと思ったらやっぱりアリシアはアリシア。なんだかんだ自分の意見通してるよな。ノーラおめでとう!!最後の不穏感すごかったな。

  • 仮装舞踏会。今回は準主役カップルがメインのお話。

  • エリクスとか弱い人を使わないであげてほしいな。
    それだから使われるのだろうけど。

    皆かわいそうな人たちだから、
    3か月ずつくらいアリシアと暮らしたらいいんじゃないか。
    そしたら、ある意味皆いい人になりそう。

    アリシアがすごく成長している。
    が、毒草食べるとかもっとアリシアの特徴を
    活かしてほしいとも思える。

  • うららかな日和のアズベルグ地方で、「春」を謳歌する者が一人・・・ティルナードとついに婚約することになったメイドのノーラだ。アリシアの怪我も良くなり、全員でレイデン地方へ向かう準備をしていたのだが、そこに王家から「怪奇」を主題にした仮装舞踏会への招待状が送られてくる。様々な仮装に身を包み、王宮へと渋々向かうカシュヴァーンたち一行にゼオルディスが連れてきたのは、スタンバール家の令嬢でティルの婚約者・・・!?

    今回はノーラとティルの婚約までの騒動が中心で、アリシアも珍しく(?)心の機微を読んで心を痛めたりしています。もう最初からゼオは嫌いでしたが、今回でますます嫌になりました。ミューゼやアーシェル、アリシアのこともどれだけバカにすれば気が済むんだろうねこいつ・・・小説の登場人物とはいえここまで悪役っぷりを披露してる人物も珍しいんじゃないでしょうか。頭にくる奴だ。そして日に日にデレデレ感を増すライセン夫婦ですが、ティルたちに抜かれないよう頑張って欲しいです。これからどうなるのやら。

  • ティルナードとノーラがカップル成立。散々好みではないと言っていたのに、化粧崩れも気にせず泣くノーラが可愛い。お似合いの二人だと思う。

  • 読書完了日2013年01月10日。
    王宮で仮装パーティ(コスプレ)

  • 9巻目。
    いつの間にそこまで仲がよくなったのかは、正直疑問ですが、ノーラとティルナードが婚約することに。そのお披露目をしようとしていたところ、またしても、王宮から舞踏会の招待状が届き、レイデンに行く予定が王宮に変わってしまいました。

    そこで、やっぱり出て来た王子殿下のゼオルディス。正直、メイド姿のゼオルディスの挿絵は、ひきましたけど、何より、レイデンに勝手に婚約者を押しつけようと画策してるのは、いただけません。

    聖女アーシェルも王宮に呼び寄せた上で、いただいてしまおう、なんて悪役ぶりを発揮してます。

    元々身分違いだったノーラとティルナードだから、婚約者が出て来たことで見せたノーラの表情がかわいそすぎます。まあ、最後には、ティルナードが、ガーゼット公爵の養女としてノーラを迎えるということで、身分違いもなくなり、こっちはOKってことになりましたけど、一時は、アリシアがノーラのために、ゼオルディスの元に向かおうとするし、ちょっとドキドキでした。

    ゼオルディスがいったい何を考えているのか、読めないところがあるんで、最後の最後で、国王暗殺なんてしでかしちゃったし、これから、ゼオルディスVSカシュヴァーンって話の流れになるんでしょうね。あんな大物にカシュヴァーンが立ち向かえるのか、不安です。

  • Ninth installment.

    Things are starting to heat up! This one ended on surprisingly sadder/darker tone.

  • シリーズ9作目。

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