ログ・ホライズン (5) アキバの街の日曜日
- KADOKAWA/エンターブレイン (2011年11月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047276697
作品紹介・あらすじ
祭りでにぎわうアキバの街に新たな敵が侵入!今度の敵は人間!攻撃目標は"円卓会議"。
感想・レビュー・書評
-
今回は色恋沙汰がメインで、著者の本領発揮とはいかない消化不良という感じがあります。しかしながら随所に伏線を張ってあり、間延びの期間、次作に繋がる助走が本作と位置付ければ、なかなかに面白いです。
ミノリの、シロエに対する恋の感情はちょっと違うな~って思いました。尊敬の念と恋の感情って、全く違うものなので、『混同させちゃダメでしょ~』と思いながら読んでいきましたが、じゃあアカツキはと言えば、やっぱりミノリと同じで、尊敬の念から恋に発展しているので、結局は『好きになったら理由はどうでも良く』なりますね。言葉では尽くせないのが恋愛ですから。
五十鈴が記録の地平線に所属するのは読めたのですが、セララはどうかな~と思っていたのですが、三日月同盟を離れないのは偉いですね。五十鈴の三日月同盟離脱を機に、セララも脱会して記録の地平線に入会してしまったら、にゃん太の評価も下がるだけなので、苦しいでしょうが下策です。
あと、直継とマリエールの関係ですが、本作ではあまり触れられていませんが、実は原表紙に二人が描かれていていました!この絵がまた、シンプルに描かれているけど、二人の距離感が絶妙に表れていてニヤニヤします(そんなに大した絵ではないですが、安心と信頼がうまく表現されていて好きです)。
クラスティとレイネシアは、ちょっと距離を縮めたというところでしょうか。これも見逃せません。
恋愛の感想はこれくらいにして。
物語の落とし処をどうするのか、興味が尽きません。さらっと『現実に還る方法が見つかっている』『トランスポート機能が復活する』とか言ってますから、長くても10巻くらいで終わりそうな気がします。いや、それは別に良いのですが、トランスポート機能が復活すれば、円卓会議そのもの存続が危ぶまれます。都市間移動が可能になれば、アキバのギルドホールを保持していても意味がないので、反乱が起きても不思議はありません。それに乗じて、本作で登場した濡羽の行動、勢力圏も拡大するのではと思います。何にしても、広げた風呂敷(伏線)は面白いので、うまく畳んでくれればと願います。僕の評価はA+にします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミニコメント
祭りでにぎわうアキバの街に新たな敵が侵入!今度の敵は人間!攻撃目標は“円卓会議”。
ログ・ホライズン シリーズ; 5
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/781554 -
物語はアキバの外の世界に広がっていくのかな。
濡羽のやり方じゃ、濡羽のほしいものは手に入らないだろうけど、気づくときが来るかな? -
この巻は少し休憩的な巻でもありつつ、次の第二章に続く気になる点を残したような内容で、後半にいくに従って気になることだらけ!
表紙のシロエの顔が何とも言えませんね(((*≧艸≦)ププッ
相変わらず登場人物紹介の欄やおまけの小道具?紹介も入念かつ専門用語集も間が空いた読み手に優しくて、ありがたいです♡
女性陣の戦い(?)にも目が離せませんでした! -
2021/08/16
-
アキバのお祭り天秤祭なお話。
日常回かと思いきや、問題もあったり。
モテモテシロエ。まぁわかるけどね、もっとぼやかしてくれても良いのですよ。そこあんま興味無いんで。
ケーキバイキング、3人で行っても大丈夫か問い合わせてから行ったのにひどくね?と思ったり。
ソウジロウさんは流石です。 -
blog(2013-12-15)から転記
今回はアキバの街でお祭をやろうというイベントと、そこでのトラブルというか陰謀といった展開。
例によってシロエが解決しようと頑張るわけですが、頼りになる仲間も増えたことで大事なく収まって一安心……と思っていたら、最後に何やらきな臭いことに……。
最後の一幕は、わかりやすい伏線を見た覚えがなくて突然情報が出てきた印象なんですが、どこかで仄めかされてたっけかな。
女難についても結構参加者がいて、これから頑張らないといけないようです。
大変そうですね!(人ごと -
今回は戦闘はなし。
だけど、別の戦いがしかけられる。
新たな展開もチラホラして、これからが楽しみ。 -
大規模な戦闘も一段落して世界にも慣れてきてちょっとお休み的な巻。
クラスティとレイネシアの独特な間合いが楽しい。
今回出番のなかった直継は次回活躍してくれるかな?