革命は恋のはじまり ~え? 後宮解散ですか!?~ (ビーズログ文庫)
- エンターブレイン (2012年7月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784047281929
作品紹介・あらすじ
オズトゥルク帝国の後宮で、"お気に入り様"になるべく日々肌を磨いていたナクシュデルは、ついに皇帝から初のお召しを受ける。いよいよ寵姫の夢に近づいた!ところがその夜。皇帝を待つナクシュデルの前にいきなり武装した男が駆け込んできた。男曰く「革命だ。皇帝はすでに逃げた」-は?今なんて?しかも「あきらめて俺の家に来い」ってあんた何者!?どん底からはじまる革命ラブ。
感想・レビュー・書評
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いよいよ初のお召し!と張り切っていたが、いきなり後宮解散を知らされる。落ち込む間もなく、なんとかしていこうとした彼女は、ある軍人の家に居候することになるが……。面白かった。よいラブコメ。このぐらいおとなしいヒーローは好きだ。続編も楽しみです。
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様々な事情で振り回されながらも、主人公が自分の力できちんと立っているので力強さを感じます。
その分恋はなかなか進みませんが、変に展開が早いより気持ちと状況に沿っているので好感が持てました。 -
なりゆき斎王が
好みだったので買ってみました。
糖度が少ないと聞いていましたがそんなこともなく。
面白かったです。 -
「なりゆき斎王の入内」がおもしろかったので、中古で安いのを見つけたせいもあり購入。
うーん、わたしはこのヒロイン、苦手だな。
やたら熱くなりすぎると言葉使いがおかしくなるし、一国の王子を「名前+さん」で平気で人前で呼ぶし、王子に望まれたからとはいえ、一応「まずい」って思ってるのにぜんぜん直らないって…本当に後宮でもまれてきた人?と思ってしまう。
ちょっとわたしにはいろいろ違和感ありすぎで、残念だった。 -
イラスト担当の雲屋ゆきおさん主目的で購入してしまいました。現在未読の状態なので内容評価は未だフラットです。
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いつもはコバルト文庫で活躍されている作家さんで、好きな方だったので買ってみたのですが、なんだか雰囲気が違って少しびっくりしました。あとがきでラブコメだとおっしゃっていたので、コバルト文庫の歴史物のような重厚さのあるシリーズとはノリが違うのも納得かも。
最初はどうなるのかなと若干構えながら読み始めましたが、期待以上に面白かったです。時代背景や国家同士の設定もさすがに練られていて、不思議なリアリティがあるのがすごい。それから、主人公に好感が持てた。ただ突っ走るんじゃなくて、ちゃんと前向きに、自分に出来ることを頑張ってる姿勢は、素直にいいなと思えました。次巻もあれば、楽しみにしてます。