僕の学校の暗殺部 (ファミ通文庫)

著者 :
  • エンターブレイン
3.61
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本棚登録 : 118
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047282070

作品紹介・あらすじ

身長一五七センチ。同年代女子の平均より一センチも背が低いことは、深作零士にとって切実な問題だった。そんな彼にもう一つ切実な問題が起こる。同じ高校に通う美少女、未但馬裕佳梨が、人を殺す場面を目撃してしまったのだ。人間社会に徒なす「とある存在」を密かに抹殺する「暗殺部」。彼女はその部員だった。そして零士は、そんな彼女に恋をしてしまった……。

感想・レビュー・書評

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  • ごく普通の自分と日常が、人を殺している場面を目撃し
    まったく違う生活に足を踏み入れた。

    なぜそんな部活が!? と思ったのですが
    理由を言われて納得。
    効くか分からないより、効く確率が大きい方がいいですし。

    しかし主人公冷静です。
    この部活をするには必要、と言われても
    ここまで淡々としてていいのか、と。
    青春もしてますけど。
    それを言うなら、驚きな展開も待ってましたけど。

    文章もかなり淡々と進んでいくので
    決定事項のような強引さがあります。
    けれどまったく矛盾とも思わないです。

  • 分かれる評判にどんなもんかと興味本位で手にとってみたら、真面目に暗殺部をしていた。人間社会の中に密かに憑依し増えていくいるか人間を、目立たぬよう殺していく話。敵の設定はファンタジーだが、暗殺方法はファンタジーではない。身体を鍛え訓練し、銃を手に取り刀を叩き込む。反撃されれば身体に弾がのめり込み血が吹き出すし死ぬ。そんな日々を淡々と描いている。
    ライトノベルとしてはヒロインが死ぬ時点で異色でしょう。「ヤングガン・カルナバル」の人だと知って納得。酷評を聞いたため怖いもの見たさで読んだのだが悪くなかった。

  • 日課のジョギングの最中に殺しの現場を見てしまった.
    被害者は知らない人,
    そして実行犯はクラスメイト.
    というわけで(?)学校の暗殺部なるヒミツの部活動に入部して
    日夜暗殺活動に励みます.

    なかなか面白かったよ.
    「いるか人間」とか「いるか」については後々判明するんでしょう.

    とりあえず入部後初の大規模作戦からの流れはとてもイイネ!
    続きも読んでいこう.

  • ごめんなさい
    これの何が面白いのか全くわかりません

    何故学校に暗殺部なるものが存在できるのか?
    そこは警察なり自衛隊なりが行うべきなのでは?

    作者はシュールをなにか勘違いしているのではないでしょうか?

  •  深見真さんとふゆの春秋さんの二人が作るラノベなんて、読むしかないです!

     最初に言うと、表紙買いするとかなり痛い目に見るかと(;^ω^)この作者のこと知っていると、問題無いですが(笑)

     序盤の掴みからヒロインたちと、部員たちの関係。急展開や急ぎ足とも言われるかもしれませんが、テンポが良くて好きです。終盤の主人公の無双気味は少し気になりましたが、まぁ良いでしょう。

     内容もわりとハードでいて、ご都合展開なくてよかった。ま~た、彼女がひょっこり戻ってこようなら幻滅しましたが・・その心配はないでしょう。

     2巻が期待できますよね。楽しみです。

  • 深見真「僕の学校の暗殺部」読了。設定は実にチープだが、そんなことはこの作品にとって瑕疵にはならない。いきなりの殺人、監禁、軍事訓練、銃撃戦と、まぁとにかく著者のやりたいことを250ページにガンガンぶち込んでいる。これはこれで、よくまとまっていてエンタメしている。

    良かったのは主人公が監禁される時の描写。あと、中華料理屋での虐殺シーン。身近な武器(?)での大立ち回りだと、妙にリアリティがあって迫力ありますよねぇ。銃撃戦以上にインパクトがありました。

  • 正直好みではなかった。ひとつひとつの展開は面白いかもしれないが、その速さについていけなかった。淡白系主人公だが人間味というかリアリティがないような。ヒロインの性格も最初の印象から中盤で突然変わり、その変化に終始ついていけず仕舞いだった。置いてけぼりにされた感じ。ただラストは甘えも妥協もないものだったので好感が持てた。これ二巻出るの……?

  • 中古待ち
    ⇒まんだらけ 315円

    ラノベだったら、まぁ普通か?くらいの
    常軌を逸した集団”暗殺部”に入部して
    イルカ人間と呼ばれる人の形をした相手を
    殺害していく、なんともいつもの深見ワールドなお話。

    黒タイツでわかりずらいが表紙パンチラしてる。

    個人的な感想としては、、
    ・なぜ急にエロくなった!?これが性への目覚めか、、
    ・漫画を最後までよませてやってくれよぉぉぉ!!

  • 何度も予想を裏切る作品でした。

    異常に順応が早い主人公の行動、綿密でグロテスクな場面表現、ヒロインとの距離感。
    平凡な作品かと思いきや、何度も良い意味で裏切られました。

    これを機会に、作者の別の作品も読んでみようと思います(^_^)

  • 思った以上にグロかった!これが感想の最初に来るってのはどうなんだろ?と思わなくもないですが、一気に読めました。
    最近のラノベはシリーズ化前提で1巻を読み始めるのですが、この作品はあんまり続きそうではないですね。というか続けられても惰性になっちゃいそうで怖いです。
    ところで…メインヒロインさんはどこらへんがエース(笑)だったんでしょう?

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著者プロフィール

2000年に第1回富士見ヤングミステリー大賞を受賞、2002年角川Next賞を受賞。代表作は『ヤングガン・カルナバル』シリーズ、『ゴルゴタ』、『GENEZ』シリーズなど。『魔法少女特殊戦あすか』原作、『ちょっとかわいいアイアンメイデン』原作、『王様達のヴァイキング』ストーリー協力。TVアニメ『PSYCHO‐PASS』1期、『PSYCHO‐PASS 劇場版』(ともに虚淵玄と共同脚本)にて、ニュータイプアニメアワード脚本賞受賞。TVアニメ『ベルセルク(2016)』シリーズ構成。

「2017年 『バイオハザード ヴェンデッタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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