バカとテストと召喚獣10.5 (ファミ通文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 737
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047283510

作品紹介・あらすじ

進路希望調査の記入内容に迷う明久・雄二・ムッツリーニの三人に、学園長が提案したのは召喚者の未来をシミュレートする新たな実験-「間に合ってます」「なんだいその反応!?」(正しい教師とのやりとり)。とはいえ興味をそそられたFクラス面々は早速試してみることに…。『僕と未来と召喚獣』他、明久と雄二を襲った衝撃の人格入れ替わり事件の顛末『僕と雄二と危ない黒魔術』など全4本でお贈りする青春エクスプロージョンショートストーリー第5弾。

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり.5は面白い!

    入れ替わり、未来の姿とはっちゃけた内容のオンパレードでワクワクしながら読んでいた。
    10巻で真面目な雰囲気が漂う試召戦争の後の真面目雰囲気だったのでギャップがなおさら面白かった。

  • 読書録「バカとテストと召喚獣10.5」3

    著者 井上堅二
    イラスト 葉賀ユイ
    出版 ファミ通文庫

    p54より引用
    “ 姉さんに隠れて買った新作ゲームは、僕
    の貯金を吸い上げて、代わりに苦い思い出を
    与えてくれた。”

    目次より抜粋引用
    “僕と兄さんと謎の抱き枕
     僕と雄二と危ない黒魔術
     僕と未来と召喚獣
     私とウサギと仄かな初恋”

     成績で待遇がはっきりと分かれる学園を舞
    台とした、青春ファンタジーライトノベル。
    幕間や過去を描く短編集第5弾。通算15巻目。
     最近の兄の様子の変化に対処すべく、高校
    見学の希望先を文月学園にした、Aクラスメン
    バー・久保の弟。情報を求め、兄が持つ物物
    の素材となっている人物について調べるが…。
    (「僕と兄さんと謎の抱き枕」より)

     上記の引用は、クソゲーを掴んでしまった
    主人公・明久の胸の内。
    子供のころに、少ない小遣いを貯めて、年に
    一本か二本しか買えないという状況にありな
    がら、期待したゲームがクソゲーだった時の
    苦痛は、心に傷を作るくらいです。PCとネッ
    トの普及で、昔より多くのゲームが作られ手
    に入れる機会が増えましたが、ちゃんと作ろ
    うとしていない人達には、大切なお金を払わ
    ないように気を付けたいものです。
     科学とオカルトと偶然で召喚システムが出
    来る世界の話なので、本当に何でもありで話
    が進みます。前の短編集でも、いきなり子供
    が出来ていましたが、出来るようになったか
    らといって何でも試してみない方がいいかも
    しれません。主人公たちに拒否権がないのが、
    少し気の毒に思いますが、本人たちが楽しそ
    うに描かれているのは何よりです。

    ーーーーー

  • いつもながらの短編集。
    しかしどう考えても本巻の一番の押しは、短編の間に挟まれたランキング。本編以外のあとがき等が本編より印象に残ってしまうのは、作品として良いのだろうか?いや、良いに決まっている(反語)。
    短編では、最後の瑞希と明久の過去編がほっこりするお話で良かったです。小学校時代の明久がかっこよすぎて、高校でどうしてこうなったとは思わなくもないですが。

  • これは惚れるわな

  • 短編もいいですね。本編とは違ってメインストーリーとして必要無くてもバカテスのキャラを使った楽しいエピソードを楽しめるのですから(^^)‬
    ‪今回の短編、個人的には入れ替わりエピソードがハチャメチャで楽しかったです♪‬

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    本編であまりギャグをする暇がないので短編集が吹っ切れているのが面白かった。
    特に黒魔術編と未来編は思わず笑ってしまう内容だった。

  • 学園ラブコメ短編集。このシリーズの短編集は、意外に感情的な流れがよくて好きです。明久は、姉の教育の成果であんなにフェミニストなんだろうなあ。

  • シリーズ短編集第5弾。

    第1話は、Aクラスの久保君の弟・久保良光が、兄が想いを寄せるという吉井明久という男の姿を見るために、文月学園の見学にやってくる話。

    第2話は、霧島さんの持っていた黒魔術の本で、明久たちの身体が入れ替わってしまう話。

    第3話は、生徒たちの未来の姿をシミュレートする新しい召喚獣のシステムを試す話。

    第4話は、小学生の頃の明久と姫路さんの心温まるストーリー。ともに飼育委員になった2人が、ウサギの世話をしながら交流を深めることになります。

    第2話・第3話はいつも通りのハイテンション。第4話は打って変わってイイ話です。とくに第2話がおもしろかったのですが、あまりにもコロコロとキャラクターの中身が入れ替わるので、途中でストーリーを追いかけるのが面倒になってきます。

  • 読了。

  • 短篇集。
    陽向ちゃんかわゆす。ムッツリーニが妹にどう接しているのか気になります。妹は対象外なのかどうか。
    吉光くんは苦労人だなぁ。というか、兄が心配かけすぎてるのか。陽向ちゃんとラブ展開になった短編とか読んでみたい。
    入れ替わりネタとか、召喚獣ネタはまぁいつもどーり。
    瑞希と明久の昔話はきゅんきゅんした。どっちも可愛い。

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著者プロフィール

処女作『バカとテストと召喚獣』(ファミ通文庫刊)でいきなり大ヒット。次回作としてオリジナル漫画原作『ぐらんぶる』に挑戦、またもヒットとなる。

「2023年 『ぐらんぶる(20)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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