ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上 (4)

  • KADOKAWA/エンターブレイン
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (596ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784047286900

作品紹介・あらすじ

妻子を殺され、復讐の戦いに身を投じたニンジャスレイヤー。宿命の敵・ラオモトと対峙する時がおとずれる。リアルタイム翻訳で放たれるtwitter活劇第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • 2013/4/14読了。
    日本好きのガイジンが思い込みたっぷりに書いたものが、作者の意図とは別なところで日本人に偶然発掘されて面白がられている、ネットでまぐれ当たりしたおバカな漫画小説と思って読み始めたシリーズだったが、とんでもない誤解だった。
    いろいろ語りたくなるのだが、一言で評するならば、大変文芸的な作品だった。見かけによらず、というか、むしろこの見かけそのものが文芸性の重要な一要素を成している。明らかに巧みな芸の産物だ。
    もちろんおバカな漫画小説としても一級品。優れた才能が馬鹿馬鹿しい器に惜しみなく注ぎ込まれているのを見るのは実に爽快である。それだけでも第二部キョート編が楽しみだ。たぶん本書を世に送り出した人たちの思う壺にはまっていると思うが、こういう壺なら喜んではまりたい。

  • 第1部「ネオサイタマ炎上」の完結。といえど、復讐者の葛藤は解消されることはなく、第2部「キョート殺伐都市」への引きを残しながら、余韻を持って第1部が閉じる。
    相変わらずのハードボイルドだけれど、最終章「ダークダスク・ダーカードーン」で、フジキドとナラクとのバディ戦が描かれる展開もまた熱い。

    キャラクター造形も面白く、今巻では「ライク・ア・ブラッドアロー・ストレイト」扉絵にて描かれたニンジャ・“ラオモトの声”のデザインが怪しげで好き。

  • アクションゲームのラストステージめいて、ニンジャスレイヤーが戦う、戦う、戦う!これまで戦って来た敵も再登場し、ボスラッシュめいて息つく暇なく戦い続ける。文章でこんな疾走感を得られるとは全く信じ難いほどだ。
    鋭い社会風刺も相変わらずで、胸焼けしそうなバトルの連続に清涼感を与えてくれる。
    シックスゲイツの連戦は笑わせながらも、これまでのフジキドの戦いが無駄ではなかったとしみじみさせてもくれました。さあ、次はキョートだ!

  • 刮目重点! 第一部最終章! !

    妻子を殺され、復讐の戦いに身を投じたニンジャスレイヤー。
    いよいよ、宿命の敵・ラオモトと対峙する時がおとずれる。
    走れ! ニンジャスレイヤー! 走れ!

    原作者が納得のいくまでリマスターリングした! 「ネオサイタマ・イン・フレイム」や、初翻訳の「コロス・オブリヴィオン」、「トレジャー・エヴリー・ミーティング」含む全6編。

  • 第一部「ネオサイタマ炎上」完結編。

    いや参った。ここまで読み進めるうちに、この作品の仕掛け、アトモスフィアに完全にハマってしまい、気づけば関連情報を色々読み漁ってしまうくらいのニンジャヘッズになってしまった。

    この、日本とも米国ともつかない奇妙かつ魅力的な世界は、第二部に向けてますますの広がりを見せるようである。非常に楽しみ。

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著者プロフィール

1968年生まれ。ニューヨーク在住。

「2017年 『ニンジャスレイヤー殺(5)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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